外壁塗装のシリコン塗料とは?平塚市の住宅で選ばれる理由を解説
- 8月17日
- 読了時間: 22分

外壁塗装を検討して見積もりを取ったとき、「シリコン塗料」という名前を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
シリコン塗料は、住宅の外壁塗装で長く使用されてきた代表的な塗料のひとつです。価格と耐久性のバランスを取りやすいため、現在でも外壁塗装の候補として提案されることがあります。
ただし、「シリコン塗料ならどれを選んでも同じ」「シリコンなら10年以上必ず持つ」というわけではありません。
実際の耐久性は、使用する塗料の商品や外壁材、既存の塗膜、住宅の立地条件、下地処理、塗布量、乾燥時間、施工方法などによって変わります。
特に平塚市は、海に近い地域から内陸側まで住宅の立地条件に差があります。海岸に近い住宅では海風や塩分の影響を受けやすい場合がある一方、内陸側でも日当たりや湿気、周囲の建物との距離などによって外壁の劣化状況は異なります。
そのため、塗料の名前だけで決めるのではなく、まず住宅の状態を確認したうえで塗料を選ぶことが重要です。
この記事では、平塚市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行う山口塗装建業が、シリコン塗料の特徴やメリット・デメリット、耐用年数、他の塗料との違い、工事工程、見積書や保証の確認ポイントまで詳しく解説します。
「自宅にはシリコン塗料が合っているのか?」を判断するための参考としてご覧ください。
シリコン塗料とは?外壁塗装で使われる塗料の特徴を解説

シリコン塗料とは、塗料を構成する樹脂にシリコン系樹脂を使用した塗料の総称です。
外壁塗装では、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系、無機系などさまざまな塗料が使われますが、シリコン塗料はその中でも価格と耐久性のバランスを取りやすい塗料として普及してきました。
ただし、「シリコン」という名称だけを見て性能を判断するのはおすすめできません。
シリコン塗料とはシリコン樹脂を含む塗料
塗料は大きく分けると、顔料・樹脂・添加剤・溶剤または水などから構成されています。
その中でも樹脂は、塗膜の耐久性や耐候性などに関係する重要な部分です。
シリコン塗料は、この樹脂部分にシリコン系樹脂が使用されています。
外壁に塗装した後は塗膜を形成し、紫外線や雨などから外壁材を保護します。
外壁塗装の本来の目的は、単に住宅をきれいに見せることではありません。
外壁材そのものを雨水や紫外線から守り、建物の劣化を抑えることが重要な役割です。
そのため塗料選びでは、色や価格だけではなく「住宅をどの程度の期間保護したいか」という視点が必要になります。
シリコン塗料が外壁塗装で広く使われてきた理由
シリコン塗料が住宅塗装で広く使用されてきた大きな理由は、価格と性能のバランスです。
耐久性の低い塗料では初期費用を抑えられても、次回の塗り替え時期が早くなる場合があります。
反対に、高耐久塗料を選べば塗り替え周期を延ばせる可能性がありますが、初期費用は高くなる傾向があります。
シリコン塗料は、その中間に位置する選択肢として検討しやすいのが特徴です。
例えば、
「できるだけ工事費は抑えたい」
「ただし短期間で塗り替えるのは避けたい」
という方にとって、比較対象になりやすい塗料です。
一方で近年はラジカル制御型塗料や高耐候型の塗料も増えているため、「外壁塗装なら必ずシリコン」という考え方ではなくなっています。
「シリコン塗料」でも商品によって性能が異なる
ここは非常に重要です。
見積書に単に、
「シリコン塗料 一式」
とだけ書かれていても、その塗料がどのメーカーの商品なのか、どのような性能なのかは分かりません。
同じ「シリコン」という分類で販売されている塗料でも、樹脂設計や期待耐用年数、低汚染性、艶、防藻・防カビ性能などは商品によって異なります。
そのため見積書では、
・メーカー名・商品名・水性か溶剤系か・1液型か2液型か・使用する下塗り材・塗布回数
などまで確認することが大切です。
山口塗装建業では、単に「シリコン塗料」と記載するだけではなく、できる限り施工内容や使用材料が分かる詳細な見積書を提出しています。
塗料の名称だけでなく、「どの外壁に、どの材料を、どの工程で施工するのか」を確認することが外壁塗装で失敗しない第一歩です。
シリコン塗料が平塚市の外壁塗装で選ばれる5つの理由

平塚市の外壁塗装でも、シリコン塗料は検討候補のひとつになります。
理由は、単純に価格が安いからではありません。
耐候性や費用、施工実績、商品数などを総合的に考えたとき、住宅によってはバランスの取りやすい選択肢になるためです。
耐久性と価格のバランスを取りやすい
シリコン塗料の大きな特徴は、初期費用と耐久性のバランスを比較しやすいことです。
外壁塗装では塗料代だけではなく、
・足場
・高圧洗浄
・養生
・下地処理
・シーリング
・塗装作業
・付帯部塗装
など多くの費用が発生します。
そのため、塗料価格だけを少し安くすることが必ずしも住宅の長期的なメンテナンス費用を抑えることにつながるとは限りません。
大切なのは「今回いくらか」だけではなく、「次回の工事まで何年程度を想定するか」という考え方です。
紫外線や雨風による劣化に比較的強い
住宅の外壁は一年中、紫外線や雨、風、気温変化などにさらされています。
特に日当たりの良い南面や西面では、紫外線による塗膜劣化が進みやすい傾向があります。
一方で北面や建物同士の距離が近い場所では、乾燥しにくいため苔や藻などが発生するケースもあります。
シリコン塗料には、こうした屋外環境に対応する耐候性を持つ商品が多くあります。
ただし、同じシリコン塗料でも耐候性能は一律ではありません。
カタログ上の分類だけでなく、商品ごとの性能確認が必要です。
汚れが付着しにくく外観を維持しやすい
外壁では排気ガス、埃、雨だれなどによる汚れも発生します。
塗料の中には表面に汚れが付きにくい「低汚染性」を特徴とする製品があります。
平塚市でも交通量の多い道路沿いや、周辺環境によって外壁の汚れ方は変わります。
そのため、汚れが気になる住宅では塗料の耐久性だけでなく低汚染性についても確認するとよいでしょう。
選択できる製品や色の種類が多い
シリコン系の塗料は多くのメーカーから販売されてきたため、製品の選択肢が比較的豊富です。
色も多数用意されており、
・ベージュ
・グレー
・ホワイト系
・ブラウン系
・ネイビー系
など住宅の雰囲気に合わせた選択ができます。
ただし、小さな色見本と実際の外壁では見え方が変わります。
広い面積に塗ると色が明るく感じられることもあるため、可能であれば大きめの色見本や施工事例も確認すると安心です。
多くの住宅で採用実績があり選択肢を比較しやすい
シリコン塗料は長く住宅塗装に使われてきたため、施工事例が比較的多いこともメリットです。
ただし、施工実績が多い塗料だからといって、すべての住宅に適しているわけではありません。
山口塗装建業では、平塚市の住宅でも立地・外壁材・既存塗膜・劣化状況などを確認したうえで、シリコン塗料を含め複数の選択肢から提案することを大切にしています。
「人気の塗料だから」ではなく、「その住宅に合うから選ぶ」という順番が重要です。
シリコン塗料の耐用年数は何年?長持ちするかは塗料だけでは決まらない

シリコン塗料の耐用年数について、「何年持ちますか?」と質問されることがあります。
一般的には10~15年前後をひとつの目安として紹介されることがありますが、実際の塗り替え時期を年数だけで決めることはおすすめできません。
シリコン塗料の耐用年数は一般的に10~15年前後が目安
塗料メーカーや商品によって違いがありますが、住宅用シリコン塗料では10~15年前後がひとつの目安として扱われることがあります。
ただし、これは「必ずその年数まで何も起きない」という保証ではありません。
実際の外壁では、
・紫外線
・雨量
・湿気
・海風
・外壁材
・既存塗膜
・施工方法
などさまざまな要因が関係します。
そのため「築10年だから塗装」「15年持つ塗料だから15年間点検不要」という考え方は避けた方がよいでしょう。
外壁材・立地・施工状態によって耐用年数は変わる
平塚市では海岸に近い住宅もあれば、内陸側の住宅もあります。
海沿いでは、海風に含まれる塩分が金属部などへ影響する場合があります。
ただし「平塚市だからすべて塩害が強い」というわけではありません。
海岸からの距離、風向き、周囲の建物、外壁の向きなどによって条件は異なります。
また同じ住宅でも、南面と北面で劣化状態が違うことも珍しくありません。
日差しを強く受ける面では色あせやチョーキングが進み、日当たりの悪い面では苔や藻が発生することがあります。
下地処理と下塗りがシリコン塗料の耐久性を左右する
高性能な塗料を使用しても、下地処理が不十分では塗料本来の性能を発揮できない可能性があります。
例えば、
・汚れが残ったまま塗装する
・旧塗膜の浮きを処理しない
・ひび割れを補修しない
・外壁材に合わない下塗り材を使う
・乾燥時間を十分に取らない
といった施工では、早期の剥がれや膨れなどにつながる場合があります。
山口塗装建業では、仕上げ塗料だけではなく高圧洗浄、補修、下塗りなど「完成後には見えなくなる工程」を特に重視しています。
外壁塗装は、完成した直後だけを見ると施工品質の違いが分かりにくい工事です。
だからこそ、塗料名だけではなく施工工程まで確認することが重要になります。
シリコン塗料のデメリットとは?選ぶ前に知っておきたい注意点
シリコン塗料にはメリットがありますが、「シリコンを選んでおけば間違いない」と考えるのは適切ではありません。
住宅によっては他の塗料の方が合うこともあります。
フッ素塗料や無機塗料より耐久性が短い商品もある
一般的に高耐候グレードとして販売されているフッ素塗料や無機塗料と比較すると、シリコン塗料の方が想定される耐久年数が短い商品があります。
例えば、今後長期間住む予定があり、できるだけ塗装回数を減らしたい場合は、高耐久塗料も比較した方がよいでしょう。
一方、将来的な建て替えや売却などを考えている住宅では、必要以上に高耐久な塗料を使う必要がない場合もあります。
大切なのは「一番高性能な塗料」を選ぶことではなく、住宅の将来計画に合った塗料を選ぶことです。
シリコン塗料という名称だけでは性能を判断できない
これはシリコン塗料選びで特に注意したいポイントです。
「シリコンだから高耐久」
「シリコンだから安心」
とは一概には言えません。
同じ分類でも商品ごとに性能が違うため、見積書で商品名まで確認しましょう。
価格比較をするときも、A社とB社の見積書に「シリコン」と書かれているだけでは正確な比較ができません。
外壁の状態によってはシリコン塗料が最適とは限らない
既存の外壁材や旧塗膜、劣化状態によって、使用できる塗料や下塗り材は変わります。
例えば外壁に大きなひび割れや浮き、雨水の浸入が疑われる症状がある場合、最初に行うべきことは塗料選びではなく原因確認です。
山口塗装建業では、必要に応じて赤外線カメラなども活用し、目視だけでは判断しにくい部分を確認しています。
塗装によって表面だけをきれいにするのではなく、現在の住宅状態に合わせて施工方法を決めることが重要です。
シリコン・ラジカル・フッ素・無機塗料は何が違う?

現在の外壁塗装では、シリコン以外にもラジカル制御型塗料、フッ素塗料、無機塗料などさまざまな選択肢があります。
どれが最も優れているかではなく、「何を重視するか」で選ぶことが大切です。
シリコン塗料とラジカル制御型塗料の違い
ラジカル制御型塗料は、塗膜劣化の原因のひとつとされる「ラジカル」の発生や働きを抑える技術を採用した塗料です。
近年では住宅塗装でも選ばれるケースが増えています。
ここで注意したいのは、シリコンとラジカルを完全に別の樹脂グレードとして単純比較できない場合があることです。
商品によって樹脂と機能の組み合わせが異なるため、分類名だけでなく商品性能を確認しましょう。
シリコン塗料とフッ素塗料の違い
フッ素系塗料は、高い耐候性を特徴とする商品が多い一方、シリコン系より価格が高くなる傾向があります。
長期的なメンテナンス周期を重視する場合には比較候補になります。
ただし、今後の居住年数や屋根とのメンテナンス時期を考えることも必要です。
シリコン塗料と無機塗料の違い
無機塗料は無機成分を配合し、高耐候性を特徴とする製品が多く販売されています。
ただし「無機塗料なら必ず何十年も持つ」といった判断は避けましょう。
実際の耐久性は商品や施工条件によって変わります。
また高耐久な塗料を使用しても、下地に問題があれば塗膜だけ長持ちさせることはできません。
初期費用ではなく次回塗装まで含めて比較する
塗料を比較するときは、1回の工事金額だけではなくライフサイクルコストも意識してみてください。
例えば、
・初期費用を抑えて10年前後で再塗装する
・初期費用を上げてより長い周期を狙う
では、20~30年単位で見た費用が変わる可能性があります。
特に足場代は塗料の種類にかかわらず必要になることが多いため、塗り替え回数が増えるとトータル費用にも影響します。
平塚市でシリコン塗料が向いている住宅・向いていない住宅
平塚市の住宅でも、シリコン塗料が向いているケースと、他の塗料を比較した方がよいケースがあります。
判断基準は価格だけではありません。
費用と耐久性のバランスを重視する住宅には向いている
シリコン塗料は、
「高額すぎる塗料は避けたい」
「ただし耐久性もある程度ほしい」
という方が比較しやすい塗料です。
特に築10~20年前後で初めて外壁塗装を検討している住宅では、候補として説明されることがあります。
ただし、現在の外壁がどの程度劣化しているかによって補修費用も変わるため、塗料単価だけで予算を判断しないようにしましょう。
海岸からの距離・日当たり・湿気など立地条件を確認する
平塚市には海沿いの住宅地もあります。
海に近い住宅では、風向きや海岸からの距離などによって塩分の影響を受ける可能性があります。
特に金属製の付帯部では錆に注意が必要です。
一方、住宅密集地や北面では湿気が残りやすく、苔や藻が発生する場合があります。
山口塗装建業では、平塚市という地域名だけで仕様を決めず、それぞれの住宅の立地条件や外壁の状態を確認して塗料や下地処理を検討しています。
外壁材や既存塗膜との相性を現地調査で確認する
塗料には塗れる下地と、注意が必要な下地があります。
例えば窯業系サイディング、モルタル、リシン仕上げなど外壁の種類によって必要な下地処理は異なります。
既存塗膜の状態も重要です。
触ると白い粉が付くチョーキング、ひび割れ、塗膜の浮きなどがある場合は、その状態に合わせた処理が必要です。
長期間塗り替え回数を減らしたい場合は他塗料も比較する
今後20年以上住む予定があり、
「できるだけ次の塗り替えを遅らせたい」
という方は、シリコンだけでなくフッ素系や無機系なども比較してみましょう。
反対に10年程度で住宅の大規模改修や建て替えを検討している場合は、高耐久塗料が必ずしも経済的とは限りません。
塗料選びは、住宅の現在だけではなく将来も含めて決めることが大切です。
シリコン塗料で外壁塗装するときの工事の流れと期間

シリコン塗料を使用する場合でも、基本的な外壁塗装の流れは他の塗料と大きく変わりません。
重要なのは、仕上げ塗料を塗る前の工程です。
現地調査から見積もり・塗料選定までの流れ
一般的には次のように進みます。
問い合わせ
現地調査
建物計測
劣化状況確認
見積書作成
使用塗料の比較
色決め
契約
工事日程調整
着工
山口塗装建業では、レーザーを活用して外壁面積や付帯部の数量などを確認します。
また屋根は地上から見えないため、必要に応じてドローンを活用して状態を確認します。
雨漏りなどが疑われる場合は、赤外線カメラを利用するケースもあります。
現地調査の目的は「見積金額を出すこと」だけではありません。
現在の住宅状態を確認し、何を塗り、何を補修し、何を施工しなくてもよいかを判断する工程です。
高圧洗浄・補修・下地処理・下塗り・中塗り・上塗りを行う
着工後は一般的に、
足場設置
↓
飛散防止ネット
↓
高圧洗浄
↓
乾燥
↓
養生
↓
ひび割れ・シーリングなどの補修
↓
下塗り
↓
中塗り
↓
上塗り
↓
付帯部塗装
↓
点検
↓
足場解体
という順で進みます。
シリコン塗料は主に中塗り・上塗りとして使用されるケースが多く、その前に下地に合わせた下塗り材を使用します。
例えば、吸い込みの強い外壁と密着性を確保したい外壁では、同じ下塗り材が適切とは限りません。
外壁塗装では、完成後に見えなくなる下地処理と下塗りが非常に重要です。
外壁塗装の工事期間と工期が延びるケース
一般的な戸建て住宅では、外壁塗装に10~14日前後を見込むケースがあります。
ただし住宅の大きさや施工内容、天候によって変わります。
例えば次のケースでは工期が延びることがあります。
・雨が続いた
・強風で安全な作業ができない
・下地補修が想定より多かった
・乾燥時間を長く取る必要がある
・屋根塗装も同時施工する
・シーリング工事が多い
塗装では、塗料メーカーが定める乾燥時間を守ることが大切です。
工期を短縮するために無理に次の工程へ進めることは、仕上がりや耐久性に悪影響を及ぼす可能性があります。
外壁塗装のスケジュール例
日程 | 主な作業 |
1日目 | 足場設置 |
2日目 | 高圧洗浄 |
3日目 | 乾燥・下地確認 |
4~5日目 | 養生・補修・シーリング |
6日目 | 下塗り |
7日目 | 中塗り |
8日目 | 上塗り |
9~10日目 | 付帯部塗装 |
11日目 | 手直し・確認 |
12日目前後 | 足場解体 |
これはあくまで一例です。
雨天などが入れば工程は後ろへずれます。
「予定より1日延びた=悪い工事」というわけではありません。
必要な乾燥時間や安全性を優先している場合もあります。
工事前の準備・工事中の生活・近隣対応で確認したいこと
工事前には、
・外壁周辺の植木鉢などを移動
・車の移動が必要か確認
・窓を開けられない期間を確認
・洗濯物を外干しできない日を確認
・給湯器やエアコンの使用可否を確認
しておくと安心です。
外壁塗装では足場や飛散防止シートが設置されるため、普段より室内が暗く感じる場合もあります。
また高圧洗浄や足場作業では音が発生します。
そのため近隣への配慮も重要です。
山口塗装建業では、施工そのものだけでなく、近隣への挨拶や塗料飛散への配慮なども大切な工事工程の一部と考えています。
シリコン塗料で失敗しない見積書と塗装業者の選び方

外壁塗装では、どの塗料を選ぶかと同じくらい「誰がどのように施工するか」が重要です。
業者を比較するときは総額だけで判断しないようにしましょう。
見積書は「シリコン塗料」だけでなく商品名まで確認する
例えば、
A社シリコン塗装 一式 80万円
B社○○メーカー ○○シリコン下塗り○○中塗り○○上塗り○○外壁面積○㎡
という2種類の見積書があるとします。
金額だけならA社の方が分かりやすく見えます。
しかし工事内容を比較するならB社の方が判断材料は多くなります。
最低限、
・塗料メーカー
・商品名
・施工面積
・下塗り材
・塗布回数
・補修内容
は確認しておきたい項目です。
塗装面積・塗布回数・下地処理・補修内容を確認する
見積もりでは㎡単価だけを見る方もいますが、単価だけでは適正価格を判断できません。
例えば同じ2,500円/㎡でも、
100㎡なら25万円150㎡なら37万5,000円
になります。
そもそもの塗装面積が正確かどうかも重要です。
またシーリング、ひび割れ補修、付帯部塗装などをどこまで含むかによって総額は変わります。
「一番安い見積もり」ではなく「内容が最も明確な見積もり」を重視して比較してください。
よくある失敗例
価格だけで業者を選んだ結果、
・塗料の商品名が分からなかった
・補修が別料金だった
・想定していた場所が塗装対象外だった
・保証対象だと思っていた部分が対象外だった
というトラブルにつながるケースがあります。
逆に成功しやすいのは、施工前に「どこを、何で、何回、どこまで直すか」を確認しているケースです。
保証は年数だけでなく対象範囲と条件を確認する
「10年保証」と「5年保証」だけを見ると、10年の方が安心に感じます。
しかし重要なのは保証年数だけではありません。
確認したいのは、
・何が保証されるのか
・どの部分が対象なのか
・剥がれ、膨れ、色あせなど何が対象か
・自然災害は対象か
・免責条件は何か
・不具合発生時の連絡方法
などです。
保証書を発行するのかどうかも確認しましょう。
塗料を決める前に住宅状態を詳しく調査する業者を選ぶ
「シリコンが一番いいですよ」
と最初から塗料だけを勧めるのではなく、先に住宅の状態を調査する会社を選ぶことをおすすめします。
山口塗装建業では、レーザー計測、ドローン、赤外線カメラなどを必要に応じて活用し、外壁や屋根の状態を確認したうえで見積もりを作成しています。
施工実績3,000件以上の経験からも、同じ築年数・同じ地域の住宅でも劣化状態は同じではありません。
塗料選びより現地調査が先です。
外壁と屋根はシリコン塗料で同時施工した方がいい?

外壁塗装を行うとき、「屋根も一緒に塗った方がいいですか?」という質問もよくあります。
結論としては、屋根の状態によります。
外壁と屋根を同時施工すると足場を共用できる
外壁塗装では建物の周囲に足場を設置します。
屋根塗装でも同じように足場が必要になるケースが多いため、外壁と屋根を別々の時期に施工すると足場費用が2回発生する可能性があります。
外壁と屋根のメンテナンス時期が近い場合、同時施工によって足場を共用できることは大きなメリットです。
ただし、
「足場がもったいないからまだ傷んでいない屋根まで塗る」
必要はありません。
状態確認が先です。
外壁と屋根では劣化スピードが違うことを理解する
屋根は外壁より強い紫外線や雨を受けます。
そのため同じ種類の塗料を使用しても、外壁と屋根で同じ年数持つとは限りません。
屋根材の種類によっても施工方法は異なります。
スレート屋根の場合は、割れ補修や縁切りなど塗装以外の工程も重要になります。
山口塗装建業では、屋根へ上がらなくても状態を確認できるよう、ドローンを活用した調査を行うことがあります。
次回の塗り替え時期まで考えて塗料の耐久性を合わせる
外壁と屋根を同時施工する場合は、「次にいつ足場を掛けるか」という視点を持つことも重要です。
例えば外壁は長期耐久仕様なのに、屋根だけ短い周期で塗り替えが必要になる仕様を選ぶと、屋根のためだけに再び足場が必要になる可能性があります。
逆に、外壁も屋根も必要以上に高耐久仕様にする必要はありません。
住宅の状態と予算、将来的な計画を含めてバランスを考えましょう。
平塚市でシリコン塗料を検討するなら塗料を決める前に住宅状態を確認しよう

シリコン塗料は、価格と耐久性のバランスを考えやすく、外壁塗装で長く使われてきた選択肢です。
しかし、すべての住宅にシリコン塗料が最適とは限りません。
山口塗装建業では外壁だけでなく屋根や劣化状態まで確認
山口塗装建業では、外壁塗装の相談をいただいた場合でも、外壁だけを見て塗料を決めるのではなく、必要に応じて屋根や付帯部なども確認します。
なぜなら住宅のメンテナンスは、外壁だけを切り離して考えるより建物全体で計画した方が無駄な工事を減らせる可能性があるからです。
地元住宅を支えて35年、施工実績3,000件以上の経験を生かし、現在必要な施工内容をできるだけ分かりやすくお伝えすることを大切にしています。
レーザー・ドローン・赤外線を活用して必要な工事を判断
山口塗装建業では、外壁面積などの確認にレーザー計測を活用しています。
屋根についてはドローン、雨水の浸入などが疑われるケースでは赤外線カメラを活用する場合もあります。
こうした調査を行う理由は、高額な塗料を勧めるためではありません。
「本当に今塗装が必要なのか」
「補修が必要なのか」
「どこまで施工するべきなのか」
を判断するためです。
シリコンありきではなく住宅に合った塗料を選ぶことが重要
外壁塗装で大切なのは、
「シリコンにするか」
から始めることではありません。
本来は、
住宅の状態を確認
↓
劣化原因を確認
↓
必要な下地処理を決める
↓
予算と今後の居住計画を確認
↓
塗料を比較する
という順番が理想です。
シリコン塗料が合う住宅もあれば、ラジカル制御型、フッ素、無機などを比較した方がよい住宅もあります。
塗料名ではなく、その住宅に必要な性能を基準に選びましょう。
まとめ|シリコン塗料は「名前」ではなく住宅との相性で選ぶ
シリコン塗料は、外壁塗装で長く使用されてきた代表的な塗料です。
価格と耐久性のバランスを取りやすく、住宅によっては有力な選択肢になります。
一方で、覚えておきたいのは、
「シリコン塗料=すべて同じ性能」
ではないということです。
商品によって性能は異なり、実際の耐久性は外壁材、立地、紫外線、湿気、海風、既存塗膜、下地処理、施工方法などにも左右されます。
特に平塚市では、海沿いと内陸側、日当たりの良い住宅と住宅密集地などで環境が異なります。
そのため、
・シリコン塗料だから安心
・耐用年数だけで決める
・一番安い見積書を選ぶ
のではなく、
現在の住宅状態を調べたうえで、自宅に合った塗料と施工方法を選ぶこと
が大切です。
外壁塗装では完成後に見えなくなる高圧洗浄、補修、下地処理、下塗りなども耐久性に大きく関係します。
見積書を比較するときは金額だけでなく、
・メーカー名
・商品名
・施工面積
・塗装回数
・下地処理
・補修内容
・保証範囲
まで確認してください。
また外壁と屋根のメンテナンス時期が近い場合は、同時施工によって足場を共用できる可能性があります。
今だけではなく、次回のメンテナンス時期まで考えながら塗料を選ぶことが、長い目で見た住宅維持費の抑制にもつながります。
平塚市で外壁塗装・シリコン塗料について迷っている方へ
「シリコン塗料を勧められたけれど、自宅に合っているか分からない」
「フッ素や無機塗料との違いを説明してほしい」
「まだ塗装が必要な時期なのかだけ確認したい」
という段階でも問題ありません。
山口塗装建業では、平塚市および周辺地域で外壁・屋根の現地調査を行い、住宅の状態を確認したうえで施工内容をご提案しています。
レーザー計測やドローン調査、必要に応じた赤外線カメラ調査などを活用し、調査結果や施工内容が分かりやすい見積書の作成を心掛けています。
相見積もりも歓迎しています。
他社で見積もりを取った後、
「この内容で問題ないのか確認したい」
というご相談でも構いません。
相談のみでも歓迎しています。
現地調査・住宅診断・お見積もりは無料です。
無理に工事を勧めたり、しつこく営業したりすることを目的としていません。
まずは「今、本当に外壁塗装が必要なのか」を確認するところから始めてみてください。
10年後にも「山口で良かった」と思っていただける工事を目指し、一棟一棟の住宅状態に合わせてご提案します。






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