タイトル【平塚外壁塗装 防水工事partⅡ】
- 2025年12月5日
- 読了時間: 9分
更新日:5月9日

本日も平塚市内で外壁塗装工事を行いました。今回は、外壁塗装にあわせてベランダ床の防水工事を施工しました。
ベランダやバルコニーは、雨水が直接当たりやすく、勾配も少ないため水が溜まりやすい場所です。そのため、防水層が劣化してしまうと、雨漏りや建物内部の腐食につながる可能性があります。
今回は、実際に行ったベランダ防水工事の施工内容とあわせて、防水工事の種類・目的・タイミング・費用目安について分かりやすく解説していきます。
平塚市で行ったベランダ防水工事の内容
今回の現場では、既存のFRP防水の上に防水工事を行いました。
先日、高圧洗浄を行った後、FRP防水の表面がツルツルしていたため、軽く研磨をして表面にザラつきを付けました。これは、新しく塗る防水材の密着性を高めるために大切な作業です。
表面が滑らかなままだと、プライマーや防水材がしっかり密着せず、後々の剥がれや膨れの原因になることがあります。
研磨後は、FRP表面に残った粉や油分を、アセトンを使って丁寧に拭き取りました。この清掃作業も非常に重要です。
表面に汚れや油分が残ったまま施工してしまうと、ウレタン防水層の密着が悪くなり、硬化不良や剥がれ、ひび割れが発生しやすくなります。
本日は、その下地処理後にFRP専用プライマーを塗布しました。プライマーは、既存の防水層と新しい防水材をしっかり密着させるための接着剤のような役割を持っています。
この後は、ウレタン防水の主剤を塗布し、防水層を形成していく流れになります。
防水工事とは?
防水工事とは、建物に雨水や湿気が入り込まないようにするための工事です。
屋上、ベランダ、バルコニー、外壁、窓サッシ周りなど、雨水の影響を受けやすい箇所に施工されます。
防水性能が低下すると、雨漏りだけでなく、建材の腐食、カビの発生、シロアリ被害などにつながることもあります。そのため、防水工事は建物を長持ちさせるうえで非常に重要なメンテナンスです。
平塚市で外壁塗装を検討されている方は、外壁だけでなく、ベランダや屋上の防水状態もあわせて確認しておくことをおすすめします。
防水工事の主な種類
防水工事には、大きく分けて以下の4種類があります。
主な防水工事は、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水です。それぞれ特徴や向いている場所が異なるため、建物の状態に合わせて適切な工法を選ぶことが大切です。
ウレタン防水とは?
ウレタン防水とは、液状のウレタン樹脂を塗布して防水層を作る工法です。
液体状の材料を塗って仕上げるため、複雑な形状の場所にも施工しやすく、ベランダや屋上など幅広い場所で使用されています。
ウレタン防水には、主に密着工法と通気緩衝工法があります。
密着工法は、下地に直接ウレタン防水材を塗る方法です。新築や、下地の劣化が少ない場所に適しています。
一方、通気緩衝工法は、下地と防水層を完全に密着させず、湿気や水蒸気を逃がす仕組みを持った工法です。下地に湿気が含まれている場合でも、防水層の膨れを防ぎやすいのが特徴です。
シート防水とは?
シート防水とは、塩化ビニル樹脂などで作られた防水シートを、接着剤や熱風で貼り付けていく工法です。
工場で製造された防水シートを使用するため、品質が安定しやすいという特徴があります。また、比較的短い工期で施工できる点もメリットです。
主に屋上や広い面積の防水工事で使われることが多い工法です。
アスファルト防水とは?
アスファルト防水とは、熱で溶かしたアスファルトを使用して防水層を作る工法です。
耐久性が高く、昔から屋上防水などで多く使われてきた工法です。特に大型建物やビルの屋上など、耐久性を重視する場所で採用されることがあります。
ただし、施工時に熱を使うため、現場の状況によっては施工できる場所が限られる場合もあります。
FRP防水とは?
FRP防水とは、繊維強化プラスチックを使用した防水工法です。
軽くて強度が高く、硬化も早いため、一般住宅のベランダやバルコニーでよく使用されています。
FRP防水は、耐水性や耐久性に優れている一方で、紫外線や経年劣化によって表面のトップコートが傷んでくることがあります。そのため、定期的なトップコートの塗り替えが大切です。
今回のように、既存のFRP防水の表面を研磨し、プライマーを塗布したうえで防水層を重ねる場合もあります。
防水工事の目的
防水工事の一番の目的は、建物を雨水や湿気から守ることです。
建物の内部に水が入り込むと、木部や鉄部の腐食、カビの発生、断熱材の劣化、シロアリ被害などにつながることがあります。
また、防水層が劣化して雨漏りが起きてしまうと、補修費用が大きくなる場合もあります。
防水工事を適切なタイミングで行うことで、建物の寿命を延ばし、快適な住環境を保つことができます。
防水工事が必要なタイミング
防水工事のタイミングは、一般的に10年〜15年程度がひとつの目安とされています。
ただし、建物の立地条件、日当たり、雨風の当たり方、使用されている防水材の種類によって劣化スピードは変わります。
以下のような症状がある場合は、早めの点検をおすすめします。
防水層にひび割れがある
表面が膨れている
防水層が剥がれている
ベランダ床の色あせが目立つ
雨の後に水たまりが残りやすい
室内に雨漏りの跡がある
トップコートが剥がれている
特にベランダやバルコニーは普段から歩く場所でもあるため、防水層の劣化に気づきやすい箇所です。気になる症状がある場合は、放置せずに専門業者へ相談しましょう。
トップコートの塗り替え目安
防水層そのものを長持ちさせるためには、表面を保護するトップコートのメンテナンスが重要です。
トップコートは、防水層を紫外線や摩耗から守る役割があります。
一般的には、5年程度を目安にトップコートの塗り替えを行うと、防水層の劣化を抑えやすくなります。
防水工事というと大掛かりな工事をイメージされる方も多いですが、早めにトップコートを塗り替えることで、防水層本体の傷みを防ぎ、結果的にメンテナンス費用を抑えられる場合もあります。
防水工事を施工する主な場所
防水工事は、建物のさまざまな場所で必要になります。
代表的なのは、屋上や陸屋根です。常に雨風や紫外線にさらされるため、防水工事が非常に重要な箇所です。特に陸屋根は勾配が少なく、水が溜まりやすいため注意が必要です。
次に、ベランダやバルコニーです。こちらも勾配が少なく、雨水が乾きにくい環境になりやすいため、防水層の劣化には注意が必要です。
外壁も、雨水の侵入を防ぐために重要な箇所です。ひび割れやシーリングの劣化を放置すると、雨水が内部に入り込み、建物の強度に影響する場合があります。
また、窓サッシ周りも雨漏りの原因になりやすい場所です。外壁塗装の際には、サッシ周りのシーリングや防水状態も確認することが大切です。
その他、水回り、共用廊下、階段なども、防水工事が必要になる場合があります。特に廊下や階段は歩行頻度が高く、雨で濡れることもあるため、スリップ防止の面でも重要です。
防水工事の一般的な流れ
防水工事の流れは、現場や工法によって異なりますが、一般的には以下のように進みます。
まず、高圧洗浄で表面の汚れや苔、古い塗膜などを落とします。次に、ひび割れや浮き、剥がれなどの下地処理を行います。
その後、プライマーを塗布して、防水材との密着性を高めます。続いて、防水材を塗布または貼り付け、防水層を形成します。
最後に、防水層を保護するトップコートを塗り、乾燥後に仕上がりを確認して完了となります。
簡単にまとめると、以下の流れです。
高圧洗浄
下地処理
プライマー塗布
防水層の形成
トップコート塗布
完了確認・引き渡し
防水工事は、見た目だけではなく、下地処理や乾燥時間、材料の相性が非常に重要です。
塗装工事と防水工事の違い
塗装工事と防水工事は似ているように見えますが、目的が異なります。
塗装工事は、外壁や屋根を塗料で保護し、美観を整え、紫外線や雨風から建物を守る工事です。
一方、防水工事は、雨水が建物内部に侵入するのを防ぐことを目的とした工事です。
外壁塗装でも防水性は重要ですが、ベランダや屋上のように水が溜まりやすい場所では、専用の防水工事が必要になります。
平塚市で外壁塗装を行う際には、ベランダやバルコニーの防水状態も同時に確認すると安心です。
防水工事の費用目安
防水工事の費用は、工法や施工面積、下地の状態、使用する材料、業者の施工内容によって変わります。
一般的な目安としては、以下のようになります。
ウレタン防水工事の場合、1㎡あたり5,000円〜7,000円程度が目安で、耐用年数は8年〜10年程度です。
シート防水工事の場合、1㎡あたり6,000円〜9,000円程度が目安で、耐用年数は10年〜15年程度です。
アスファルト防水工事の場合、1㎡あたり8,000円〜10,000円程度が目安で、耐用年数は15年〜25年程度です。
FRP防水工事の場合、1㎡あたり6,000円〜9,000円程度が目安で、耐用年数は10年程度です。
施工箇所別の費用目安としては、屋上防水で30坪〜50坪程度の場合、30万円〜50万円程度が目安です。ベランダ防水で5㎡〜10㎡程度の場合、10万円〜15万円程度が目安になります。
外壁の防水関連工事では、100㎡〜150㎡程度で100万円〜250万円程度が目安になることもあります。基礎部分の防水では、1㎡あたり3,000円〜9,000円程度が目安です。
ただし、これらはあくまで一般的な目安です。実際の金額は、建物の状態や工事範囲、使用材料、施工方法によって大きく変わります。
防水工事の工法を選ぶポイント
防水工事の工法は、建物の状態によって適したものが異なります。
現在の防水層の種類、下地の劣化状況、水はけの状態、建物の構造、周辺環境などを確認したうえで、適切な工法を選ぶ必要があります。
たとえば、ベランダにはFRP防水やウレタン防水が使われることが多く、屋上など広い面積にはシート防水やアスファルト防水が選ばれることがあります。
また、工法によって耐用年数や保証期間も異なります。防水工事を依頼する際は、費用だけでなく、耐久性や保証内容、施工実績も確認することが大切です。
平塚市で防水工事を検討するなら早めの点検がおすすめ
防水工事は、雨漏りが起きてからではなく、劣化症状が出始めた段階で行うことが大切です。
雨漏りが発生してしまうと、防水層だけでなく、建物内部の木材や断熱材、内装まで傷んでいる可能性があります。その場合、補修費用が大きくなることもあります。
平塚市で外壁塗装や屋根塗装を検討されている方は、あわせてベランダやバルコニー、屋上の防水状態も確認しておくと安心です。
外壁塗装と防水工事を同時に行うことで、足場を有効活用できる場合もあり、結果的にメンテナンス費用を抑えられることもあります。
まとめ|平塚市で外壁塗装をするならベランダ防水も確認しましょう
今回は、平塚市内で行ったベランダ床の防水工事と、防水工事の種類や費用目安についてご紹介しました。
防水工事には、ウレタン防水、シート防水、アスファルト防水、FRP防水などの種類があります。それぞれ特徴や適した場所が異なるため、建物の状態に合わせた工法選びが大切です。
ベランダやバルコニーは、雨水が溜まりやすく、防水層が劣化しやすい場所です。ひび割れ、膨れ、剥がれ、色あせなどが見られる場合は、早めの点検をおすすめします。
平塚市で外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水工事をお考えの方は、建物全体の状態を確認したうえで、必要なメンテナンスを行うことが大切です。
大切なお住まいを長く守るためにも、防水工事を適切なタイミングで行い、雨漏りや劣化を未然に防いでいきましょう。





コメント