各市町村で有効利用されている外壁塗装の補助金制度の仕組みとは
- 4月30日
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各市町村の外壁塗装補助金制度の仕組みと、申請前に知っておきたいポイント
「外壁塗装をしたいけれど、補助金は使えるの?」この疑問を持つ方はとても多いです。
実際、全国の自治体では住宅リフォームに関する支援制度が設けられており、地域によっては外壁塗装や断熱改修、耐震改修などに補助が出るケースがあります。制度の検索には、住宅リフォーム推進協議会の支援制度検索サイトも活用できます。
ただし、補助金はどこでも同じ条件で使えるわけではありません。自治体ごとに対象工事・申請条件・受付時期・補助額が異なるため、事前確認が非常に重要です。
この記事では、外壁塗装の補助金制度の仕組み申請の流れ平塚市で使える可能性のある制度を、分かりやすく解説します。
外壁塗装の補助金制度とは?
外壁塗装の補助金制度とは、自治体が住宅の維持管理や省エネ化、耐震化、地域経済の活性化を目的として実施している支援制度のことです。
特に多い目的は、次の3つです。
1. 住宅の長寿命化
外壁や屋根は、家を雨風や紫外線から守る大切な部分です。適切なタイミングでメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、将来的な大規模修繕のリスクを抑えやすくなります。
2. 省エネ・断熱性能の向上
近年は、塗装単体よりも、窓・壁・床・天井などの断熱改修を含む工事に対して補助が出るケースが増えています。国の「住宅省エネ2026キャンペーン」でも、リフォーム分野はすべての世帯が対象で、断熱改修や高効率設備の導入などが支援対象です。
3. 地元業者の利用促進
自治体によっては、補助金の条件として市内業者・地元業者による施工を求める場合があります。地域内の経済循環を促す狙いがあります。支援制度検索サイトでも、施工業者要件を確認できます。
補助金の対象になりやすい工事
自治体によって異なりますが、対象になりやすいのは以下のような工事です。
断熱改修を伴う外壁リフォーム
窓交換・内窓設置などの開口部改修
耐震改修に伴う外壁工事
バリアフリー改修
省エネ設備の導入を含む住宅改修
反対に、見た目を整えるだけの外壁塗装単体は、補助対象外になる自治体も少なくありません。そのため、「塗装工事」ではなく、断熱・耐震・介護・省エネ改修の一部として対象になるかを見ることが大切です。
補助金申請の基本的な流れ
外壁塗装や住宅リフォームの補助金は、基本的に次の流れで進みます。
自治体の制度を確認する
まずは市役所や自治体公式サイトで、募集期間・対象条件・必要書類を確認します。制度によっては先着順で、予算がなくなり次第終了することもあります。平塚市の断熱リフォーム補助金も先着順です。
業者に見積もりを依頼する
補助金申請には、見積書や工事内容の分かる資料が必要になることが多いため、制度に詳しい業者へ相談するのがおすすめです。
工事前に申請する
ここが非常に重要です。多くの補助金は契約後・着工後では申請できません。平塚市の既存住宅断熱リフォーム補助金も、工事着手前の申請が必要です。
交付決定後に工事を行う
申請が通ったら、交付決定通知を受けてから工事を開始します。
完了報告・補助金受け取り
工事後は、写真・請求書・報告書などを提出し、審査後に補助金が支給されます。
平塚市で外壁塗装に使える補助金はある?
現時点では「外壁塗装単体」の直接補助は確認しにくい
2026年4月14日時点で平塚市の公開情報を確認した限り、外壁塗装のみを直接対象とした補助制度は確認できませんでした。一方で、条件に合えば外壁工事と関連しやすい制度はいくつかあります。
平塚市で活用を検討しやすい制度
1. 平塚市既存住宅断熱リフォーム補助金
平塚市では、既存住宅の断熱リフォームに対して補助制度があります。対象は、天井・壁・床・開口部の断熱施工で、国または神奈川県の関連補助金の交付対象者であることが条件です。補助額は、断熱リフォーム費用から国・県補助額を差し引いた額の3分の1、上限8万円です。申請は工事前で、先着順となっています。
外壁塗装そのものではなくても、外壁の断熱改修とあわせて施工する場合は、相談の余地があります。
2. 木造住宅耐震改修工事の補助金
平塚市では、耐震診断の結果、評点1.0未満の木造住宅を1.0以上にする耐震改修工事が補助対象です。令和7年度の受付は終了しており、令和8年度は決まり次第案内とされています。関連案内では、耐震改修工事の補助上限額が**120万円(非課税世帯は160万円)**とされています。
耐震補強にともなって外壁を解体・復旧する場合、結果として外壁工事費の一部が関連工程に含まれる可能性があります。
3. 住宅省エネ2026キャンペーン
国の「住宅省エネ2026キャンペーン」は、リフォーム分野ですべての世帯が対象です。主な対象は、断熱窓・断熱材・高効率給湯器などで、外壁塗装だけでは対象になりにくいものの、断熱改修を伴う工事なら検討価値があります。交付申請の受付は2026年3月31日から順次開始されています。
4. 介護保険の住宅改修費
要支援・要介護認定を受けている方がいる住宅では、住宅改修費の支給制度があります。平塚市では、20万円を上限とする費用のうち9割・8割・7割が支給対象となります。主な対象は手すり設置や段差解消などですが、安全対策を伴う改修では関連工事を含めて相談できる場合があります。
補助金を使うときの注意点
工事前申請が必須
多くの制度で、申請前の契約や着工は対象外です。「とりあえず工事を始めてから相談」は通らないケースが多いため注意が必要です。
予算上限・先着順に注意
補助金は年度ごとに予算が決まっており、受付開始後すぐに終了することもあります。検討している方は、早めの確認がおすすめです。
制度に詳しい業者へ相談する
補助金は、書類の不備や申請のタイミングで通らなくなることがあります。制度に慣れた業者なら、見積書の作成や写真準備、申請サポートまでスムーズです。
外壁塗装を検討している方へのアドバイス
平塚市では、現状、外壁塗装だけで使える補助金は見つけにくいものの、次のようなケースでは費用負担を軽くできる可能性があります。
外壁の断熱改修を同時に行う
耐震改修を含めて工事する
介護保険の住宅改修に該当する
国の省エネ補助制度と組み合わせる
また、平塚市には住宅(新築・リフォーム)相談の窓口もあり、塗装・防水・外壁・屋根などの相談ができます。制度確認とあわせて、こうした窓口を活用するのも有効です。
まとめ
外壁塗装の補助金制度は、自治体によって内容が大きく異なります。平塚市では、2026年4月時点で外壁塗装単体の直接補助は確認できませんが、断熱改修・耐震改修・介護保険・国の省エネ制度などを通じて、実質的に負担を軽減できる可能性があります。
補助金を活用したい場合は、「工事前に制度を確認すること」「申請に強い業者へ早めに相談すること」この2点がとても重要です。





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