塗料にはそれぞれ良さがあるがそれを見極め正しい塗料選択をする方法は
- 2 日前
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本日も平塚市内の現場でした。やはり近いと良いですよね。最近は余りありませんが、以前は県外も度々行っていました。一番遠い所では長野県と言うのがありました。流石に長野県では泊りになりますが、静岡県の伊東の先当たり迄なら日帰りでやっていました。山梨県の日帰りも確かあった様な気がします。
今回は、本日の作業内容あわせて、【塗料のそれぞれの良さの正しい見極め方】について、分かりやすくご紹介します。
本日行った施工内容
先日行われた作業内容は、
・木部分のパテ処理
・外壁の中塗り
・屋根の仕上げ
・朝やったパテ後にシーラー塗布
迄完了してきました。
本日の作業内容は、
・木部分の下塗り
・外壁の上塗り
・軒先鈑金中塗り
・玄関ドアの中塗り
迄終わりました。
木部分の種類
今回この現場で木部として施工するのは、破風板(鼻隠し)、軒天、帯板になります。各箇所に使われている基盤の木材は、破風板と帯板がラワン材で、軒天はベニヤになります。
それぞれの施工方法は、
1.破風板
・ケレン作業⇒釘頭錆止め⇒下塗り⇒パテ処理⇒パテ部分錆止め⇒中塗り⇒上塗りの順番で流れていきます。
失敗しない為のポイント
・乾燥時間を守る塗料の製品ごとに決められた乾燥時間を必ず守って下さい。乾く前に重ねると剝がれの原因になります。
・塗料を飛び散らせない
ローラーで細かい部分から塗料を入れていき、広い面を塗る際は塗料の付け過ぎに注意していきます。
・高所作業に注意
破風板は高い場所にある為、安全な足場を確保できない場合はDIYを避けて業者に相談して下さい。
2.軒天
軒天の塗装は、見上げた姿勢での作業となる為、手さばきやコツを掴む事で仕上がりの美しさと作業効率が劇的に向上します。
1.刷毛とローラーの使い分け
・刷毛は:垂木や入隅など、複雑な形状の部分に使用します。
・ローラーは:平らな面に使用します。
2.ムラ防止、かすれ塗り、追いかけ塗り
・塗り始め
ローラーや刷毛に塗料を付け過ぎず、バケットの網でしっかりきります。最初に一番広い部分へWの字を描く様に置き、そこから広げます。
・木目に沿う
常に木目の方向に沿って動かします。横に動かしたり、円を描いたりすると、乾いた後に不自然な跡が残ります。
軒天の木部塗装において、最も大切な事は木の状態を見極める事と呼吸を妨げない下地処理・塗料選びです。軒天は湿気が溜まりやすく、木材特有の収縮がある為、外壁と違う配慮が求められます。特に重要な事は次の通りです。
1.丁寧な下地調整
塗装の寿命はケレン作業で決まると言っても過言ではありません。
・密着性を高める:古い塗膜や汚れをしっかり落とさないと、新しい塗料が直ぐに剝がれてしまいます。
・表面を整える:木材は膨張と収縮を繰り返す為、表面のペーパー掛けして整え、塗料の食い付を良くする事が不可欠です。
外壁を仕上げました
今回使用いた塗料は、弱溶剤形2液高耐候性ハルスハイリッチシリコン樹脂塗料です。最初は、全員でダメ込み作業から入っていきました。ダメ込み作業とは、
・事前チェック:ローラーが届かない箇所、目地、付帯部との境界を確認。
・刷毛で先行塗装;細かい部分を先に丁寧に塗る。
・ローラーで全体塗装:ダメ込み部分が乾燥・半乾きの状態で、ローラーで塗り残しがない様全体を仕上げる。
・メリット:塗り残しを防ぎ、塗装の寿命を延ばす。
外壁を綺麗に、そして長持ちさせる為に塗る時のポイントは、
1.下準備
塗装その物より、塗る前の下地処理が最も重要です。
・徹底的な洗浄:高圧洗浄などで苔や汚れを完全に落とします。汚れが残っていると、どんなに良い塗料でも数年で剝がれてしまいます。
・下地の補修:ひび割れを補修剤で埋め、平滑な状態にしてから塗り始めます。
・丁寧な養生:窓枠や床など、塗らない場所をシートやテープで保護する事で、作業に集中でき仕上りのラインが美しくなります。
2.塗り方のコツ
・ダメ込みから始める
・上から下へ、一定のリズム
・薄く均一に塗る
・ローラーは45度で
がポイントになります。
軒先鈑金を中塗り
軒先鈑金と言うと皆様は余り聞かない言葉かもしれませんが、雨水の流れには本当に大切な部分です。軒先鈑金とは、屋根の先端に取り付けられる部材で、雨水をスムーズに雨樋へ誘導して内部への侵入を防ぐ水切りの役割を果たします。
主な特徴と役割
・雨仕舞い:屋根の先端から雨水を確実に排出し、軒先内部への雨水の回り込みを防ぐ。
・防水・保護:雨樋へ雨水を導き、軒先の木下地の腐食を防ぐ。
・素材:耐久性の高いガルバリウム鋼板が主流で、以前はトタンが使用されていた。
メンテナンスと注意点
・劣化箇所:雨が最も集まる箇所の為、錆や腐食が発生しやすい。
・点検の目安:15年~20年が交換目安で、屋根の塗装や葺き替え工事と同時にメンテナンスを行うのが一般的です。
・修理:自分でDIY修理するのではなく、専門の屋根業者に相談する事をお勧めします。
軒下板金は、特に金属屋根やスレート屋根において、雨漏りを防ぐ最も重要な部材の一つです。
塗料の良さの見極め方
外壁塗装の塗料は、価格、耐用年数、機能性が様々で、家の寿命や美観に直接影響を与えます。良い塗料見極めるポイントは、樹脂のグレード、機能性、外壁材との相性、メーカーの信頼性などが挙げられます。
1.樹脂グレードで見極める
塗料の耐久性は、成分である樹脂によって決まります。価格が高い程、長持ちする傾向にあります。
・無機塗料(約15年~20年)
最も耐久性が高く、汚れにくい。長期的なコストを抑えたい場合にお勧めします。
・フッ素塗料(約12年~15年)
耐久性と耐候性が高い。汚れが付きにくい。
・ラジカル制御型(約12年~15年)
現在の主流。シリコンより高性能で、色褪せにくい。
・シリコン塗料(10年~12年)
コストパフォーマンスが良く、現在最も人気がある。
・ウレタン塗料(約7年~10年)
柔軟性があり、価格が安い。耐久性はやや低い。
2.機能性で見極める
住環境に合わせて、次の様な機能を持つ塗料を選ぶと良しとされます。
・ラジカル制御技術
紫外線による塗膜の劣化を抑制し、長持ちさせる。
・遮熱・断熱機能
夏場に室内の温度上昇を抑える。特に屋根や西日の強い日外壁に有効です。
・低汚染・防汚・防カビ機能
汚れにくく、雨で汚れが落ちる。カビや藻の発生を防ぐ。
・弾性(防水性)
塗膜が伸びる為、外壁のひび割れに追従し、雨水の侵入を防ぐ。
3.外壁材との相性で見極める
外壁の素材によって最適な塗料はそれぞれに違います。
・サイディング
高い密着性が求められる為、シリコン樹脂やラジカル制御型が一般的です。
・モルタル
ひび割れしやすい為、弾性塗料が適している。
・注意点
塗装業者が下塗り材を適切に選定しているか確認しましょう。下地処理が悪いと、高価な材料もすぐ剝がれてしまいます。
4.メーカー・ブランドで選ぶ
国内大手メーカーの塗料は品質が安定しており、信頼性が高いです。
・日本ペイント
・エスケー化研
・アステックペイント
・関西ペイント
等が主なメーカーです。
色選びに対しては、小さな見本帳だけで判断せず、大きな塗り板見本で確認しましょう。 屋外の自然光で色の見え方を確認することです。
5.予算を抑えるポイント
1.材料費だけでなく人件費・足場代に注目
塗料のグレードによる価格差は、工事全体の総額から見ると実はそれ程大きくはありません。どの塗料を選んでも足場設置代や人件費は共通しています。
・コツ:耐久性の低い安い塗料で何度も塗り替えるとより、少し良い塗料で長持ちさせる方がトータルでは安くなります。
2.塗料の機能は最低限に
高機能な塗料は高価です。予算重視の場合、遮熱や超低汚染機能などは優先度を下げましょう。
3.相見積もりで単価の比較
塗装業者はそれぞれ得意とするメーカーや仕入れ価格が違います。
・コツ:3社程度から相見積もりを取り、材料費と人件費、足場代を別々に比較する。
平塚市で外壁塗装をご検討中の方は、簡単に色の選択を決めるのではなく、様々な用途に当てはまった確実な塗料選びをして下さい。 見本も大きい物で選択しましょう。






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