外壁の様々な外敵要因と、それに対する予防策とは 平塚市塗装工事
- 11 時間前
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今日も平塚市内で外壁塗装工事を行ってきました。最近は少し忙しくなってきており、ありがたい悲鳴を上げながら毎日現場に向かっています。塗装業者も本当に多い時代なので、お客様にとっては「どこに頼めばよいのか分からない」と悩まれることも多いと思います。私たち施工する側も、「どうしたら自分たちの仕事の丁寧さや腕を分かっていただけるか」を日々考えています。
本日も、いつものように倉庫でお茶を飲みながら雑談をしてから現場へ向かいました。先日は養生と木部の下塗りを行い、木部の下塗りは軒天のみまで進めていました。そして今日は、破風板・帯板の下塗り、外壁の下塗り、前日に行った木部のパテ処理を進めました。
破風板と帯板の下塗りには、速乾1液弱溶剤変性エポキシ錆止め塗料を使用しました。ほとんどが刷毛作業となるため、今回は4人全員が刷毛を持って施工しました。ローラーを使ったのは帯板の表面と破風板の妻側の表面のみです。特に帯板の上のライン出しでは、塗料が表面に垂れないように、最後に空刷毛で見切り部分の下をひと撫でして仕上げます。木部はケイカル板などに比べて劣化しやすいため、こうした細かな作業の積み重ねがとても大切です。
また、破風板の軒先板金の奥は、下塗りでも仕上げでも関係なく手間がかかる部分です。結局、この木部の下塗りだけで11時頃までかかりました。
その後は外壁の下塗りに入り、使用したのは水性反応硬化形デュアルシステムフィラーです。この塗料は2回塗りで53㎡〜63㎡が目安ですが、1回塗り換算では106㎡〜123㎡ほど塗れます。今回の現場は134㎡だったため、計算上は1缶と少々で足りる想定でしたが、実際にダメ込みも含めて1缶半で収まりました。
4人で足場の上から順に並び、1面ずつ塗り進めていきます。1人がダメ込み、3人がローラー担当です。ローラーはW字やM字を描くように塗料を配り、縦・横とムラを切って、最後に下から上へローラー目を整えて仕上げます。11時頃から始め、外壁の下塗りが終わったのは15時頃でした。
その後は木部のパテ処理を行いました。使用したのはアクリル樹脂系のエマルジョンパテで、隙間部分には変成シリコンを充填しました。エマルジョンパテは外部用の高級仕上げ用として使われることもあり、屋外でも高い耐久性を持つのが特徴です。今回の現場では大きな割れはほとんどなく、破風板との取り合い部分に変成シリコンを充填し、釘頭のうち怪しい箇所だけにパテを打ちました。作業は16時過ぎには完了しました。
明日は、破風板・帯板のパテ、屋根の下塗り、軒天パテ部分の研磨と錆止め、外壁の中塗りまで進める予定です。
外壁は何に傷むのか?主な劣化原因を知ることが大切
外壁塗装を検討されるお客様には、それぞれ事情があります。見た目の劣化が気になった方、雨漏りが心配な方、将来の大きな修繕費を防ぎたい方など理由はさまざまです。ただ、共通して言えるのは、外壁は日々いろいろな“外敵”にさらされているということです。
ここからは、外壁のさまざまな劣化要因と、それに対する予防策について分かりやすく解説します。
外壁の主な劣化原因とは?
外壁を傷める原因は、大きく分けると水・紫外線・生物・物理的ダメージの4つです。
1. 雨水・結露
外壁の劣化でもっとも大きな原因は水分です。雨水や結露が外壁内部へ入り込むと、構造体の腐食や断熱材の性能低下を引き起こします。外壁の塗膜やコーキングが劣化していると、水の侵入口ができやすくなります。
2. 紫外線・日差し
外壁は毎日、強い紫外線を受けています。紫外線は塗膜を少しずつ分解し、防水性や耐久性を低下させます。特に南面や西面など、日当たりの良い場所は劣化が進みやすい傾向があります。
3. カビ・苔・藻
北面や風通しの悪い場所、水まわり付近では、カビ・苔・藻が発生しやすくなります。見た目の問題だけでなく、水分を長時間保持するため、外壁の劣化をさらに進行させる原因になります。
4. コーキングの経年劣化
サイディング外壁の継ぎ目に使われているコーキングは、年数が経つと硬化し、ひび割れや剥がれが起こります。この隙間から雨水が侵入すると、外壁の内部まで傷めてしまうおそれがあります。
5. 排気ガス・砂塵
道路沿いや交通量の多い場所では、排気ガスや砂ぼこりが外壁に付着しやすくなります。特に油分を含んだ汚れは落ちにくく、塗膜の劣化や美観の低下につながります。
6. 地震や振動
地震や日常的な振動によって、外壁材やコーキングに負担がかかり、細かなひび割れが発生することがあります。この小さな亀裂を放置すると、水の侵入口となってしまいます。
外壁劣化を防ぐための予防策とは?
外壁を長持ちさせるためには、劣化してから大掛かりな工事をするのではなく、早めの予防と定期的なメンテナンスが重要です。
外壁塗装で防水性を維持する
外壁塗装は単に見た目をきれいにするためだけではありません。建物を雨水や紫外線から守る防水機能を維持するために必要な工事です。
塗り替えの目安は一般的に10年〜15年程度です。使用する塗料によって耐久性は異なりますが、防水性を維持するためには定期的な塗装が欠かせません。
コーキングの打ち替えを行う
サイディング外壁の場合は、塗装だけでなくコーキングの状態も重要です。ひび割れや剥がれが見られる場合は、雨水が侵入する前に打ち替えを行う必要があります。
日当たりと風通しを良くする
外壁のまわりに物が多いと、湿気がたまりやすくなります。植栽を剪定したり、建物周辺を整理したりして、日当たりと風通しを良くすることで、カビや苔の発生を抑えやすくなります。
定期的な清掃・高圧洗浄
カビや苔は、初期段階であれば高圧洗浄や専用洗浄剤で除去できます。放置すると根を張り、塗膜や外壁材に悪影響を与えるため、早めの対応が効果的です。
凍害対策を意識する
寒冷地では、外壁が水分を吸った状態で凍結すると、内部から膨張してひび割れを起こすことがあります。防水性の高い塗膜を維持し、水分を吸い込みにくい状態を保つことが凍害対策になります。
プロによる定期点検を受ける
築10年を超えたら、一度プロに点検してもらうのがおすすめです。チョーキング、コーキングの劣化、ひび割れ、カビや苔の発生などを早期に発見できれば、大きな工事になる前に対処できます。
外壁劣化を防ぐ最大のポイントは「点検」と「早めの対応」
どれだけ高性能な塗料を使っていても、外壁は年数とともに少しずつ劣化していきます。そのため、最も有効な予防策は、定期点検を行い、異常を早めに見つけることです。
特に以下の症状が見られたら、早めの点検をおすすめします。
壁を触ると白い粉がつく
ひび割れが見える
コーキングが硬くなっている、切れている
苔やカビが増えてきた
外壁の色あせが気になる
また、0.3mm以上のひび割れが見つかった場合は、早めに専門業者へ相談した方が安心です。
まとめ|外壁を長持ちさせるには「防水性の維持」と「乾燥した環境づくり」が重要
外壁の劣化原因は、雨水・紫外線・カビ・苔・コーキングの劣化・排気ガス・振動などさまざまです。しかし、どの原因にも共通して言えるのは、防水性が落ちた状態を放置しないことが大切だということです。
外壁を長持ちさせるためには、
10年〜15年を目安に塗装を行う
コーキングの劣化を見逃さない
風通しと日当たりを意識する
カビや苔は早めに除去する
定期的に専門業者の点検を受ける
こうした積み重ねが、結果として家を長持ちさせ、将来的なリフォーム費用を抑えることにつながります。
外壁は、家を守る最前線です。気になる症状が出ている場合は、早めのチェックとメンテナンスをおすすめします。






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