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平塚市の外壁塗装で高圧洗浄は必要?仕上がりに差が出る理由

  • 8月6日
  • 読了時間: 25分
平塚市の外壁塗装で高圧洗浄は必要?仕上がりに差が出る理由

外壁塗装の見積書を見ると、「高圧洗浄」という項目が記載されていることがあります。

しかし、外壁は最終的に塗料で覆われるため、「本当に洗浄が必要なのか」「そのまま塗っても問題ないのでは」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、外壁塗装前の高圧洗浄は、塗料を外壁へ密着させ、塗装後の剥がれや膨れ、色ムラなどを防ぐために欠かせない工程です。


外壁には、砂ぼこり、排気汚れ、コケ、藻、カビ、チョーキングによる粉、密着力を失った古い塗膜などが付着しています。これらが残った状態で塗装すると、塗料は外壁ではなく汚れの上に付着することになります。

完成直後はきれいに見えても、数年以内に塗膜が剥がれたり、膨れたりする可能性があるため注意が必要です。


ただし、高圧洗浄は水圧が強ければよいわけではありません。サイディング、モルタル、リシン、ALCなど、外壁材の種類や劣化状態に合わせて水圧やノズルとの距離を調整する必要があります。


特に平塚市は、海に近い住宅と内陸側の住宅で、外壁に付着する汚れや劣化の進み方が異なります。海沿い住宅では潮風に含まれる塩分、日当たりの強い面では紫外線、日陰では湿気やコケ・藻などを確認することが大切です。

この記事では、平塚市で外壁塗装・屋根塗装を検討している方へ向けて、高圧洗浄が必要な理由、洗浄で落とせるものと落とせないもの、外壁材別の注意点、作業時間、工事中の生活、見積書の確認方法まで詳しく解説します。

高圧洗浄は完成後に見えなくなる工程です。だからこそ、価格だけでなく、どこまで丁寧に洗浄するのかを確認しましょう。



【この記事もチェック】

チョーキングやコケ、塗膜の剥がれが見られる場合は、高圧洗浄の必要性だけでなく、外壁塗装を行う時期も確認しましょう。詳しくは「外壁や屋根の劣化サインを確認する」で解説しています。



外壁塗装前の高圧洗浄は仕上がりと耐久性を左右する


外壁塗装前の高圧洗浄は仕上がりと耐久性を左右する

外壁塗装前の高圧洗浄は、表面をきれいに見せるためだけの清掃ではありません。

外壁に付着している汚れや劣化した塗膜を取り除き、下塗り塗料が密着できる状態をつくる下地処理の一つです。


高圧洗浄は汚れを落とすだけの清掃ではない


住宅の外壁は、毎日少しずつ雨、風、紫外線、砂ぼこり、排気ガスなどの影響を受けています。


日陰や湿気が多い場所では、コケ、藻、カビが発生することもあります。海沿いでは、潮風によって塩分が付着する可能性もあります。

これらの汚れは、表面を水で軽く流すだけでは十分に除去できない場合があります。

業務用の高圧洗浄機を使用し、外壁材や劣化状態に合わせて水圧を調整しながら洗い流すことで、塗装できる下地をつくります。

ただし、高圧洗浄で外壁のすべての不具合が直るわけではありません。

ひび割れ、シーリングの劣化、外壁材の浮き、欠損、さび、雨漏りなどは、洗浄後に別の補修が必要です。


塗料が密着できる下地をつくるために必要


塗料を長持ちさせるためには、外壁と下塗り塗料がしっかり密着する必要があります。

外壁にチョーキングの粉やコケ、古い塗膜が残った状態では、新しい塗料が外壁へ直接密着できません。

例えば、粉の上から粘着テープを貼っても、テープは壁ではなく粉へ付着します。外壁塗装でも同じように、下地と塗膜の間に汚れが残っていると、密着不良が起こりやすくなります。


そのため、高圧洗浄は下塗りより前に行います。

山口塗装建業では、高圧洗浄を単なる水洗いとは考えず、その後の補修や下塗りを安定させるための重要な下地処理として施工しています。


高性能な塗料も洗浄不足では長持ちしない


外壁塗装では、シリコン、フッ素、無機系など、耐久性の高い塗料が選ばれることがあります。


しかし、高性能な塗料を使用しても、塗装する外壁に汚れや劣化した塗膜が残っていれば、本来の性能を十分に発揮できません。


上塗り塗料の耐用年数は、塗料の商品名だけで決まるものではありません。

高圧洗浄、ひび割れ補修、シーリング補修、ケレン、下塗り、塗布量、乾燥時間など、すべての工程が適切に行われて初めて、塗料本来の耐久性を期待できます。

「高い塗料だから安心」ではなく、塗装前の下地処理まで確認することが重要です。



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洗浄後に行う下塗りには、外壁と仕上げ塗料を密着させ、塗料の吸い込みを抑える役割があります。詳しくは「外壁塗装の下塗りが重要な理由」をご覧ください。



外壁塗装で高圧洗浄が必要な5つの理由


外壁塗装で高圧洗浄が必要な5つの理由

外壁塗装前に高圧洗浄を行う理由は、単に外壁をきれいにするためではありません。

塗料の密着性を高め、外壁の状態を確認し、塗装後の不具合を防ぐために必要です。


チョーキングの粉を落として密着不良を防ぐ


チョーキングとは、外壁を手で触ったときに白や外壁色の粉が付く症状です。

紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面へ現れています。


この粉が残った状態で塗装すると、新しい塗料が劣化した粉の上へ付着するため、塗膜の剥がれにつながる可能性があります。

高圧洗浄では、外壁表面のチョーキング粉をできるだけ除去します。

ただし、外壁材そのものが脆くなっている場合は、強い水圧を当てると表面を傷めることがあります。外壁の状態を確認しながら、適切な水圧で洗浄することが重要です。


コケ・藻・カビ・砂ぼこりを除去する


外壁の北面、隣家との間隔が狭い場所、植栽に囲まれた場所などは、湿気が残りやすく、コケや藻、カビが発生することがあります。

また、道路沿いでは排気汚れや砂ぼこりが付着しやすくなります。

これらを残したまま塗装すると、塗料が汚れの上へ付着するため、密着不良や塗りムラにつながります。


通常の高圧洗浄で表面の汚れを除去できますが、コケやカビが根深い場合は、薬剤を使用したバイオ洗浄を検討することもあります。

バイオ洗浄はすべての住宅に必要なものではありません。汚れの種類や程度を確認し、必要な場合だけ選択することが大切です。


密着していない古い塗膜を取り除く


以前に塗装した塗膜が劣化すると、浮き、剥がれ、膨れなどが発生します。

密着力を失った塗膜の上へ新しい塗料を塗っても、古い塗膜ごと剥がれてしまう可能性があります。

高圧洗浄では、すでに浮いている塗膜や密着していない部分を除去します。

ただし、強く密着している旧塗膜や、さび、硬い付着物などは、高圧洗浄だけで除去できないことがあります。その場合は、工具や研磨材を使って削る「ケレン」という作業が必要です。


洗浄後にひび割れや浮きを確認しやすくする


外壁に汚れやコケが付着していると、細かなひび割れや塗膜の浮きが見えにくくなります。

高圧洗浄で表面をきれいにすると、洗浄前には確認しづらかった劣化が見つかることがあります。

例えば、モルタル外壁の細いひび割れ、サイディングの欠け、シーリングの剥離、塗膜の浮きなどです。


洗浄後に見つかった劣化は、下塗り前に補修します。

山口塗装建業では、高圧洗浄後に外壁全体を再確認し、ひび割れ、欠損、シーリング、塗膜の浮きなどを補修してから次の工程へ進みます。


塗りムラや早期剥離を防いで塗料の性能を引き出す


外壁に汚れや粉が残っていると、場所によって塗料の吸い込みや密着性に差が出ます。

その結果、色ムラ、艶ムラ、ローラー跡などが目立つ可能性があります。

高圧洗浄によって外壁表面を均一な状態に近づけることで、下塗りや上塗りを安定して施工しやすくなります。

塗装を長持ちさせるためには、上塗り塗料の選定だけでなく、その前の洗浄と補修が重要です。



高圧洗浄をせずに外壁塗装すると何が起こる?


高圧洗浄を省略しても、塗装直後はきれいに見えることがあります。

しかし、汚れや劣化した塗膜の上から塗装すると、施工後にさまざまな不具合が発生する可能性があります。


汚れと一緒に新しい塗膜が剥がれる


高圧洗浄をしない最大のリスクは、新しい塗膜が外壁へ十分に密着しないことです。

砂ぼこり、チョーキングの粉、コケ、古い塗膜などが残っていると、塗料は汚れの上へ付着します。

その汚れが外壁から離れれば、新しい塗膜も一緒に剥がれます。

剥がれた部分だけを再塗装しても、周囲の下地が同じ状態であれば、再び剥がれる可能性があります。


色ムラや艶ムラが発生しやすくなる


外壁の汚れや劣化状態が均一でないと、塗料の吸い込み方や乾燥速度にも差が出ます。

その結果、一部だけ色が濃く見える、艶が不均一になる、ローラー跡が目立つといった仕上がり不良が起こることがあります。

上塗りの回数を増やしても、下地が整っていなければ根本的な改善にならない場合があります。


膨れや早期劣化によって塗り直しが必要になる


外壁内部に水分が残っていたり、汚れや旧塗膜の上へ塗装したりすると、塗膜に膨れが発生することがあります。

膨れた塗膜は、時間が経つと破れたり、剥がれたりする可能性があります。

施工不良の原因を確認せずに表面だけを塗り直しても、不具合が再発することがあります。


高価な塗料を選んでも本来の耐久性を期待できない


無機系塗料やフッ素塗料など、高耐久とされる塗料を使用しても、洗浄不足では長持ちしません。

弱くなった旧塗膜の上へ高耐久塗料を塗っても、古い塗膜ごと剥がれてしまえば意味がないためです。


【失敗事例】

見積金額の安さだけで業者を決めた結果、高圧洗浄が短時間で終わり、数年後に外壁の一部が剥がれた。施工写真がなく、洗浄範囲や乾燥時間も確認できなかった。


【成功事例】

現地調査で外壁材、コケ、チョーキング、シーリングを確認し、外壁と屋根を一日かけて洗浄。十分に乾燥させてから補修と下塗りを行い、工程写真も確認できた。



高圧洗浄で落とせるものと落とせないものは?


高圧洗浄で落とせるものと落とせないものは?

高圧洗浄は、塗装前の汚れや劣化物を除去するために有効です。

しかし、すべての汚れや劣化を水圧だけで処理できるわけではありません。


高圧洗浄で落とせる汚れと劣化物


一般的な高圧洗浄で落とせるものは、次のとおりです。


  • 砂ぼこり

  • 雨だれ汚れ

  • 排気汚れ

  • 表面のコケや藻

  • カビ

  • チョーキングの粉

  • 密着していない旧塗膜

  • 海風で付着した表面の塩分


ただし、汚れの程度や外壁材の状態によっては、一度の洗浄で完全に除去できないことがあります。


強い水圧を長時間当てればよいわけではありません。外壁を傷めない範囲で洗浄し、必要に応じて別の処理を組み合わせます。


さびや強く密着した塗膜にはケレンが必要


鉄部に発生したさびは、高圧洗浄だけでは十分に除去できません。

雨戸、戸袋、水切り、庇、手すり、屋根板金などは、工具や研磨材を使ってさびや劣化塗膜を削るケレンを行います。

ケレン後は、ほこりを除去し、防錆プライマーやさび止め塗料を塗布します。

平塚市の海沿い住宅では、潮風による塩分付着と金属部のさびを合わせて確認することが大切です。


ひび割れやシーリング劣化は洗浄では直らない


高圧洗浄で外壁表面をきれいにしても、ひび割れやシーリングの劣化は直りません。

モルタル外壁のひび割れ、サイディング目地の剥離や肉やせ、外壁材の欠損などは、洗浄後に適切な補修が必要です。

また、ひび割れ部分へ強い水圧を当てると、内部へ水が入り込む可能性があります。

洗浄前の現地調査で注意箇所を把握し、水圧や洗浄方向を調整することが重要です。


コケやカビが多い場合はバイオ洗浄を検討する


通常の高圧洗浄は水を使用して汚れを落とします。

一方、バイオ洗浄は専用の薬剤を使用して、コケ、藻、カビなどを落としやすくする方法です。


日陰や湿気が多い住宅、コケや藻が広範囲に発生している住宅では、バイオ洗浄が有効な場合があります。

ただし、薬剤を使用すれば必ず良いというわけではありません。植栽、周辺環境、外壁材、汚れの程度を確認して判断します。


洗浄後に確認する外壁の劣化症状


洗浄後は、汚れが落ちたかだけでなく、外壁の状態を改めて確認します。


  • ひび割れ

  • 塗膜の浮き

  • 欠損

  • サイディングの反り

  • シーリングの剥離

  • 金属部のさび

  • 水分が残っている場所

  • 雨水浸入が疑われる場所


山口塗装建業では、洗浄後の状態を確認し、塗装だけでは対応できない不具合があれば、補修内容を説明してから次の工程へ進みます。



外壁材や劣化状態によって洗浄方法はどう変わる?


外壁材や劣化状態によって洗浄方法はどう変わる?

高圧洗浄では、すべての外壁へ同じ水圧を当てるわけではありません。

外壁材、既存塗膜、劣化状態、シーリング、ひび割れなどを確認し、ノズルとの距離や角度を調整します。


サイディングはシーリングや目地への水圧に注意する


窯業系サイディングは、戸建て住宅で多く使われている外壁材です。

サイディングの継ぎ目にはシーリング材が使われています。シーリングがひび割れていたり、剥がれていたりする場合、正面から強い水圧を当てると内部へ水が入る可能性があります。


また、サイディングが反っている、浮いている、欠けている場合も注意が必要です。

洗浄前に外壁全体を確認し、劣化部分は水圧を弱める、距離を取る、直接当てないといった調整を行います。


モルタル・リシン外壁はひび割れと表面劣化を確認する


モルタル外壁やリシン仕上げは、表面に細かな凹凸があります。

凹凸の中へ砂ぼこり、コケ、藻などが入り込んでいることがあるため、洗い残しに注意が必要です。

一方、経年劣化によって表面がもろくなっている場合、強い水圧で外壁表面を削ってしまう可能性があります。

ひび割れ部分へ水を押し込まないよう、角度や距離を調整しながら洗浄します。


ALCは目地や吸水しやすい部分を慎重に洗浄する


ALCは軽量気泡コンクリートと呼ばれる外壁材です。

目地や塗膜が劣化すると水を吸い込みやすくなるため、ひび割れやシーリングの状態を事前に確認する必要があります。

塗膜の剥がれや欠損がある部分へ強い水圧を当てると、吸水や表面損傷につながる可能性があります。

ALCだから必ず弱い水圧にするという単純な判断ではなく、塗膜や目地の状態を見て調整します。


金属部は塩分・さびを確認してケレンと防錆を行う


金属サイディングや雨戸、戸袋、水切り、庇、屋根板金などは、塩分とさびを確認します。

高圧洗浄で表面の汚れや塩分を除去したあと、さびや浮いた塗膜をケレンで取り除きます。

その後、防錆プライマーやさび止め塗料を塗布します。

平塚市の海沿い住宅では、海側の面だけでなく、風が回り込む場所や雨が当たりにくい部分にも塩分が残ることがあります。


劣化が激しい場所は水圧を弱めるか手洗いに切り替える


外壁材が脆くなっている、シーリングが大きく剥がれている、窓周りに隙間がある、雨漏りが疑われるといった場合は、通常どおり高圧洗浄できないことがあります。

その場合は、次のように対応します。


  • 水圧を弱める

  • ノズルとの距離を離す

  • 水を当てる角度を変える

  • 問題箇所を避ける

  • ブラシや手洗いへ切り替える

  • 先に補修する


水圧の強さよりも、住宅の状態に合わせて安全に汚れを落とすことが重要です。



【この記事もチェック】

海沿い住宅の洗浄、ケレン、防錆処理については、「平塚・湘南の住宅で必要な塩害対策」で詳しく解説しています。



高圧洗浄はどのような流れで進み、何時間かかる?


高圧洗浄はどのような流れで進み、何時間かかる?

高圧洗浄は、足場を設置したあとに行うのが一般的です。

外壁塗装の工程では比較的早い段階ですが、洗浄前の確認、近隣対応、飛散防止、洗浄後の乾燥まで含めて考える必要があります。


洗浄前に外壁・屋根・窓周りを確認する


高圧洗浄の前には、外壁材、ひび割れ、シーリング、窓、換気口、エアコン配管、照明器具などを確認します。

屋根塗装を行う場合は、屋根材の割れ、欠け、棟板金、雨樋なども確認します。

山口塗装建業では、必要に応じてドローンを活用し、地上から見えにくい屋根の劣化や洗浄時に注意すべき箇所を把握します。

雨漏りや外壁内部への水分浸入が疑われる場合は、赤外線カメラを補助的に使用して温度差を確認することもあります。


足場と飛散防止シートを設置してから洗浄する


高圧洗浄では、汚れを含んだ水が周囲へ飛散します。

そのため、足場へ飛散防止シートを設置し、隣家、車、植栽、道路などへの飛散を抑えます。

ただし、飛散防止シートがあっても、風向きや強風によって水しぶきが外へ出る可能性はあります。

洗浄日には近隣へ事前に案内し、洗濯物や車への配慮をお願いすることが大切です。


屋根・外壁・付帯部の順番で洗浄する


外壁と屋根を同時に塗装する場合は、一般的に高い場所から低い場所へ洗浄します。

屋根を先に洗浄し、その後に外壁、雨戸、戸袋、軒天、雨樋、ベランダ床などへ進みます。

下から先に洗うと、上から流れた汚水によって洗い直しが必要になるためです。

ただし、洗浄範囲は契約内容によって異なります。ベランダ床、土間、塀などが含まれているか、見積書で確認しましょう。


一般的な戸建ては半日から1日が目安になる


一般的な戸建て住宅では、高圧洗浄に半日から1日程度かかることがあります。

ただし、次の条件によって変わります。


  • 建物の大きさ

  • 外壁面積

  • 屋根塗装の有無

  • 汚れの程度

  • コケや藻の量

  • 洗浄する付帯部

  • 外壁の凹凸

  • バイオ洗浄の有無

  • 周囲の養生

  • 作業人数


短時間で終わったから必ず手抜きとは限りませんが、外壁と屋根を含む大きな住宅を極端に短い時間で洗浄した場合は、洗浄範囲を確認してもよいでしょう。


洗浄後は十分に乾燥させて補修と下塗りへ進む


高圧洗浄後は、すぐに塗装できるわけではありません。

外壁表面や目地、凹凸部分に水分が残っている状態で下塗りをすると、密着不良や膨れの原因になる可能性があります。

乾燥に必要な時間は、天候、気温、湿度、風通し、日当たり、外壁材などによって異なります。


一般的には洗浄翌日以降に次の工程へ進むことがありますが、北面や日陰、湿気の多い場所は乾燥に時間がかかる場合があります。


【実際の工事スケジュール例】

1日目:足場設置・飛散防止シート

2日目:屋根・外壁・付帯部の高圧洗浄

3日目:乾燥・外壁状態の再確認

4〜5日目:ひび割れ・シーリング・欠損補修

6日目:養生・下塗り

7日目:中塗り

8日目:上塗り

9〜10日目:付帯部塗装

11日目:完了検査・手直し

12日目:足場解体


補修量や天候、屋根塗装の有無によって、外壁塗装の工事期間は前後します。



【この記事もチェック】

足場設置から高圧洗浄、下地補修、下塗り、中塗り、上塗りまでの詳しい順番は、「外壁塗装工事の詳しい流れと期間」で解説しています。



高圧洗浄の日は生活にどのような影響がある?


高圧洗浄の日は生活にどのような影響がある?

高圧洗浄の日は、外壁へ大量の水を使用するため、窓、洗濯物、車、換気などに注意が必要です。

事前に対応を確認しておけば、工事中の不便やトラブルを減らせます。


洗浄中は窓と換気口を閉めておく


高圧洗浄中は、すべての窓を閉め、鍵もかけておくことをおすすめします。

窓が少し開いていると、水圧や風向きによって室内へ水が入る可能性があります。

換気口や給気口については、施工業者が必要に応じて養生します。ただし、24時間換気設備を止める必要がある場合は、事前に説明を受けましょう。


洗濯物は室内へ移動する


洗浄中は、汚れを含んだ水しぶきが飛散する可能性があります。

飛散防止シートがあっても完全に水を遮断できるとは限らないため、洗濯物は室内へ移動します。

布団や屋外に置いているものも、可能な範囲で片付けておくと安心です。


車や植栽への飛散対策を確認する


住宅の近くに車を駐車している場合は、洗浄水が飛ぶ可能性があります。

必要に応じて車を移動する、専用カバーを使用するなどの対応を行います。

植栽についても、薬剤を使用するバイオ洗浄では養生や散水が必要になることがあります。

山口塗装建業では、洗浄前に周囲の車、植栽、隣家との距離を確認し、飛散対策を行います。


在宅は必須ではないが連絡が取れる状態にする


高圧洗浄の日に必ず在宅しなければならないわけではありません。

ただし、窓の閉め忘れ、水道の使用、車の移動、設備の確認などがあるため、事前に打ち合わせを行います。

外出する場合も、連絡が取れる状態にしておくと安心です。


水道代と使用する水道の扱いを契約前に確認する


高圧洗浄では、一般的に施主宅の水道を使用します。

そのため、水道代は施主負担となるケースが多くなります。

使用量は建物の大きさや洗浄時間によって異なりますが、見積書に高圧洗浄費が含まれていても、水道代は別である場合があります。

契約前に、次を確認しましょう。


  • どの水道を使用するか

  • 水道代は誰が負担するか

  • 外壁・屋根以外の洗浄範囲

  • バイオ洗浄の追加費用

  • 雨戸・ベランダ・土間の扱い



高圧洗浄で工期が延びるのはどのような場合?


高圧洗浄は半日から1日で終わることが多い工程ですが、洗浄後の乾燥や、洗浄によって見つかった劣化により工期が延びる場合があります。


洗浄後に外壁が十分乾いていない場合


高圧洗浄後に外壁が濡れている場合は、下塗りへ進めません。

外壁表面が乾いて見えても、目地や凹凸、ひび割れ部分に水分が残っていることがあります。

特に、北面、日陰、隣家との間隔が狭い場所は乾燥しにくいため注意が必要です。


雨や高湿度が続いて乾燥しにくい場合


洗浄後に雨が続いたり、湿度が高い日が続いたりすると、乾燥に時間がかかります。

平塚市では、海に近い地域や風通しの悪い立地で湿気が残りやすい場合があります。

工期を優先して無理に塗装するよりも、外壁が乾くまで待つ方が施工品質を守れます。


洗浄後に想定以上のひび割れや浮きが見つかった場合


洗浄によって汚れが落ちると、事前調査では見つけにくかったひび割れや塗膜の浮きが見つかることがあります。

補修範囲が増えれば、下塗りへ進むまでに時間がかかります。

追加費用が発生する可能性がある場合は、工事前に「どのような状態で追加になるか」を確認しておきましょう。


雨漏りや外壁内部への水分浸入が疑われる場合


洗浄後に室内への水の浸入、外壁の膨れ、異常な湿りなどが確認された場合は、原因調査が必要です。

そのまま塗装すると、水分を閉じ込めて膨れや剥がれが発生する可能性があります。

山口塗装建業では、雨水の浸入が疑われる場合、赤外線カメラなどを補助的に活用し、塗装だけで対応できる状態かを確認します。


【工期が延びる事例】

  • 高圧洗浄後に雨が続いた

  • 北面のリシン外壁が乾きにくかった

  • 旧塗膜の浮きが広範囲に見つかった

  • シーリングの劣化が想定以上だった

  • 屋根材の割れが見つかった

  • 雨漏りの可能性が確認された

  • 強風で飛散リスクが高く作業できなかった



平塚市の住宅で高圧洗浄前に確認したいこと


平塚市の住宅で高圧洗浄前に確認したいこと

平塚市で外壁塗装を行う場合は、海からの距離、風向き、日当たり、湿気など、住宅の立地条件も確認することが重要です。

同じ平塚市内でも、外壁へ付着する汚れや劣化の進み方は異なります。


海沿い住宅では塩分の付着を確認する


海沿い住宅では、潮風に含まれる塩分が外壁、屋根、金属部へ付着することがあります。

塩分や汚れが残った状態で塗装すると、塗料の密着不良や金属部のさびにつながる可能性があります。

外壁だけでなく、雨戸、戸袋、水切り、庇、換気フード、屋根板金、ベランダ手すりなども確認します。

山口塗装建業では、平塚市の海沿い住宅について、潮風を受ける面や金属部の状態を確認し、高圧洗浄とケレン、防錆処理を組み合わせます。


海風が強い日は汚水や水しぶきの飛散に注意する


高圧洗浄では、風向きによって汚水や水しぶきが周囲へ飛ぶことがあります。

海風が強い日は、飛散防止シートを設置していても、隣家や車への影響が考えられます。

状況によっては作業を延期する判断も必要です。

防音型の洗浄機を使用しても、洗浄機の作動音や外壁へ水が当たる音は発生します。

近隣へ事前に作業日と時間を伝え、作業後にも状況を確認するとトラブルを防ぎやすくなります。


日陰や湿気の多い面はコケ・藻・カビを詳しく確認する


南面や西面は紫外線による色あせやチョーキングが進みやすい一方、北面や日陰はコケ、藻、カビが発生しやすくなります。

隣家との間隔が狭い場所や、植栽に囲まれた場所も湿気が残りやすくなります。

外壁全体を同じ方法で洗浄するのではなく、面ごとの汚れと劣化状態を確認することが大切です。


赤外線カメラで水分浸入が疑われる場所を調べる


外壁に膨れ、変色、雨染みなどがある場合は、洗浄前に水分浸入の可能性を確認します。

赤外線カメラは、建物表面の温度差を可視化する機器です。

赤外線画像だけで雨漏りを断定することはできませんが、目視では分かりにくい異常箇所を探す補助として活用できます。

水分浸入が疑われる場所へ強い水圧を当てないよう、洗浄方法を調整します。


ドローンで屋根の割れや洗浄時の注意箇所を確認する


屋根塗装を同時に行う場合は、洗浄前に屋根の状態を確認します。

スレート屋根の割れ、欠け、反り、棟板金の浮きなどがあると、洗浄時に水が入り込んだり、破損が広がったりする可能性があります。

山口塗装建業では、必要に応じてドローン調査を行い、屋根へ上る前に劣化状態や注意箇所を把握します。



高圧洗浄を丁寧に行う外壁塗装業者の見分け方


高圧洗浄を丁寧に行う外壁塗装業者の見分け方

高圧洗浄を丁寧に行う業者かどうかは、見積書、現地調査、工事前の説明から判断できます。

「高圧洗浄をします」という説明だけでなく、洗浄範囲、外壁材への対応、乾燥時間まで確認しましょう。


見積書に洗浄範囲と面積が記載されているか


見積書に「高圧洗浄一式」とだけ記載されている場合、どこまで洗浄するのか分かりません。

少なくとも、次の内容を確認しましょう。


  • 外壁の洗浄面積

  • 屋根の洗浄面積

  • 雨戸・戸袋

  • 軒天・雨樋

  • ベランダ床

  • 塀・土間

  • バイオ洗浄の有無

  • 水道代の扱い


山口塗装建業では、レーザー計測などを活用して外壁面積や付帯部の数量を確認し、施工範囲が分かる詳細な見積書の提出を重視しています。


外壁材と劣化状態に合わせて水圧を調整しているか


水圧が強いほど汚れは落ちやすくなりますが、外壁材やシーリングを傷める可能性も高まります。

信頼できる業者は、外壁材、塗膜、ひび割れ、シーリングなどを確認し、水圧、距離、角度を調整します。

「どの住宅も最大水圧で洗う」という説明には注意が必要です。


高圧洗浄後の乾燥時間を説明しているか


高圧洗浄後は、外壁を十分に乾燥させてから補修や下塗りへ進みます。

見積書や工程表で、洗浄の翌日に何を行う予定なのか確認しましょう。

天候や外壁の状態によって予定を変更する可能性も含めて説明してくれる業者が安心です。


近隣挨拶・騒音・飛散対策を行っているか


高圧洗浄は、外壁塗装の中でも音と水しぶきが発生しやすい工程です。

事前の近隣挨拶、飛散防止シート、車や洗濯物への配慮、作業後の確認などが必要です。

山口塗装建業では、防音型の洗浄機を使用する場合でも音が発生することを前提に、近隣の方へ事前に作業内容を案内しています。


洗浄前後の工程写真を提出してもらえるか


高圧洗浄は、塗装が始まると確認できなくなる工程です。

洗浄前、洗浄中、洗浄後の写真があれば、どの範囲を施工したか確認しやすくなります。

ただし、写真があるだけで施工品質のすべてを判断できるわけではありません。

見積書、工程表、施工写真、使用材料、作業記録を合わせて確認することが大切です。


外壁と屋根を同時施工する場合の洗浄範囲を確認する


外壁塗装と屋根塗装を同時に行う場合、足場と高圧洗浄の工程を共通化できます。

別々に工事を行うより、足場費用や工事期間を抑えやすいことがメリットです。

ただし、外壁と屋根では素材や劣化状態が異なります。

屋根の割れ、吸い込み、縁切りの必要性などを確認し、外壁とは別に施工方法を考える必要があります。



保証年数だけでなく剥がれや膨れの対象範囲を確認する


外壁塗装の保証は、年数だけで比較しないことが重要です。

確認したい項目は次のとおりです。


  • 保証対象となる場所

  • 剥がれや膨れが対象になるか

  • ひび割れやシーリングの扱い

  • 屋根と外壁の保証範囲

  • 自然災害の扱い

  • 定期点検の有無

  • 連絡先と対応方法


洗浄不足や下地処理不足が疑われる剥がれについて、施工会社がどのように確認するのかも質問しておきましょう。


【見積書比較のポイント】


見積書A

  • 高圧洗浄一式

  • 外壁塗装一式

  • 保証10年


見積書B

  • 外壁高圧洗浄134㎡

  • 屋根高圧洗浄72㎡

  • 雨戸・戸袋・ベランダを記載

  • 下地補修の範囲を記載

  • 下塗り・中塗り・上塗りの商品名を記載

  • 保証対象と対象外を記載


総額だけでなく、洗浄範囲、塗装面積、補修内容まで比較することが重要です。


【保証比較のポイント】

  • 保証年数

  • 対象部位

  • 対象症状

  • 免責事項

  • 定期点検

  • 保証書の発行

  • 施工会社が直接対応するか



【この記事もチェック】

足場や高圧洗浄を一度に行える費用面のメリットについては、「屋根・外壁塗装をセットで行うメリット」で詳しく解説しています。



まとめ|高圧洗浄は塗装を長持ちさせるための重要な下地処理


平塚市の外壁塗装で高圧洗浄は、汚れを落とすだけの清掃ではありません。

チョーキングの粉、コケ、藻、カビ、砂ぼこり、密着力を失った旧塗膜などを除去し、新しい塗料が外壁へ密着できる状態をつくる重要な下地処理です。

高圧洗浄を十分に行わずに塗装すると、次の不具合が起こる可能性があります。


  • 塗膜の剥がれ

  • 膨れ

  • 色ムラ

  • 艶ムラ

  • 早期劣化

  • 塗料本来の性能を発揮できない


ただし、高圧洗浄ですべての劣化を直せるわけではありません。

ひび割れ、シーリング劣化、さび、外壁材の浮き、雨漏りなどは、別の補修が必要です。

また、水圧は強ければよいわけではありません。サイディング、モルタル、リシン、ALC、金属部など、素材と劣化状態に合わせて調整する必要があります。

平塚市では、海沿い住宅への塩分付着、海風による水しぶきの飛散、北面の湿気やコケ、南面・西面の紫外線劣化など、立地によって注意点が異なります。


見積書を確認するときは、次を確認しましょう。


  • 高圧洗浄の面積

  • 外壁・屋根・付帯部の洗浄範囲

  • バイオ洗浄の有無

  • 水道代の扱い

  • 洗浄後の乾燥時間

  • 下地補修の内容

  • 工程写真

  • 保証の対象範囲


高圧洗浄は、完成後には見えなくなる工程です。

だからこそ、洗浄したかどうかだけでなく、住宅の状態に合わせてどのように洗浄するのかを確認することが、外壁塗装の失敗を防ぐことにつながります。



外壁や屋根の汚れ・劣化が気になる方へ


山口塗装建業では、平塚市および周辺地域を対象に、外壁・屋根の無料診断と現地調査を行っています。

現地調査では、外壁材、既存塗膜、チョーキング、コケ・藻、ひび割れ、シーリング、金属部のさび、雨水浸入の可能性などを確認します。


必要に応じて、ドローン調査、赤外線カメラ調査、レーザー計測を活用し、高圧洗浄の範囲と注意箇所、補修内容、塗装面積を整理します。

調査後は、高圧洗浄、下地処理、使用塗料、塗装回数、保証内容などを記載した詳細な見積書をご提出します。


相見積もりでのご相談や、他社の見積書に書かれた高圧洗浄の内容を確認したいというご相談だけでも問題ありません。


無料診断や現地調査を利用したからといって、契約を急かしたり、しつこい営業を行ったりすることはありません。


外壁塗装が必要かどうか分からない段階でも、まずは現在の状態を確認することから始めてみてください。

 
 
 

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