塗装の塗料を選ぶ時何を基本にするか、又そのポイント 平塚市塗装
- 4 日前
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今日も平塚での塗装工事でした。朝7時45分頃には全員集合し、いつものように雑談を交えながら、今日の現場の段取りを確認してから作業に入りました。今回の現場も今日で8日目。工程は順調に進んでおり、できれば明日には完了したいところです。
前日は、
破風板・軒天の仕上げ
養生ばらし
鉄部の中塗り
まで進めていました。
そして本日は、
鉄部の仕上げ
見切り作業
タッチアップ
掃除・最終清掃
を行いました。
本日の作業内容|鉄部の仕上げ・見切り・タッチアップ・掃除
今回の鉄部は、
シャッターボックス4箇所
換気口1箇所
軒先板金
水切り
が対象でした。4人で手分けし、1人はシャッターボックス、1人は軒先板金、1人は水切り、もう1人は見切り作業を担当しました。
鉄部は、雨風や紫外線の影響を受けやすく、放置すると錆や腐食が進みやすい部分です。外壁本体だけでなく、こうした付帯部を丁寧に仕上げることで、住宅全体の耐久性と美観が大きく変わってきます。
シャッターボックス塗装の重要性とは?
シャッターボックスは外から見える位置にあるため、家の印象を左右する部分でもあります。しかも多くはスチール製なので、錆が最大の敵です。
定期的なメンテナンスが大切
シャッターボックスは、半年から1年に一度程度、汚れや埃を落とすだけでも状態が変わります。汚れを放置すると湿気を含みやすくなり、錆の原因になります。普段から水洗いや乾拭きで清掃しておくことが大切です。
また、外壁塗装のタイミングで一緒に再塗装を行うことで、劣化を早めに防ぐことができます。錆が進行してしまうと穴あきや腐食につながり、塗装では済まず交換が必要になる場合もあります。
防犯面・外観面でも重要
シャッターは防犯面でも大切な設備です。夜間や留守の際にしっかり閉める習慣があると、防犯意識の高い家という印象を与えやすくなります。
また、色選びも重要です。外壁やサッシと同系色にするか、少し濃い色で引き締めるかによって、家全体の印象が大きく変わります。
水切り塗装はなぜ必要?3回塗りが基本の理由
水切りは、基礎まわりへの浸水を防ぐための重要な部材です。小さな部分に見えても、劣化を放置すると錆や腐食が進み、建物の保護機能が落ちてしまいます。
水切り塗装の基本は3回塗り
一般的な水切り塗装は、
錆止め1回
上塗り2回
の計3回塗りが基本です。
1回塗って終わりではなく、乾燥時間をしっかり守って重ね塗りすることで、塗膜に十分な厚みがつき、耐久性が高まります。見積もりを確認する際も、水切りがきちんと3回塗りになっているかは大切なチェックポイントです。
水切り塗装の費用目安
30坪程度の住宅で、一般的には6,000円~24,000円程度が目安です。m単価では300円~800円前後で計算されることが多いです。ただし、劣化状況や施工範囲によって変動するため、詳細は現地調査のうえで判断されます。
軒先板金・ケラバ板金の塗装ポイント
今回の現場では、軒先板金とケラバ板金は屋根色に合わせて塗装しました。屋根と同じ塗料を使っていますが、下地にエポキシ樹脂系の錆止めが入っているため、鉄部でも問題なく仕上げることができます。むしろ遮熱型の塗料を使うことで、鉄部の温度上昇対策としても効果が期待できます。
軒先板金で注意すること
軒先板金では、通気の確保が重要です。塗装によって通気口を塞いでしまわないよう、施工時には細かい確認が必要です。
また、下地の傷みが激しい場合は、塗装してもすぐに剥がれてしまうことがあります。そうした場合は塗装ではなく、板金そのものの張り替えが必要になるケースもあります。
ケラバ板金で重要なこと
ケラバ板金は雨水の侵入を防ぐ大切な箇所です。塗装前には釘やビスの浮きを確認し、必要に応じて増し打ちや固定補強を行います。継ぎ目や隙間に劣化があれば、コーキングで防水処理をしてから塗装を進めます。
また、形状が細かいため、ローラーだけでなく刷毛を使ったダメ込み作業で、塗り残しのないよう丁寧に仕上げることが大切です。
見切り作業とは?仕上がりを左右する大切な工程
見切りとは、塗る面と塗らない面の境界線、あるいは色や素材が切り替わる境目をきれいに整える作業のことです。
見切り作業の役割
1. 美観の向上
境界線が曲がっていたりガタついていたりすると、どれだけ高級な塗料を使っても雑な印象になってしまいます。きれいな直線が出ていると、建物全体が引き締まって見えます。
2. 保護と耐久性の向上
異なる部材の取り合い部分を丁寧に処理することで、雨水の侵入リスクを下げ、建物を長持ちさせることにもつながります。
見切りが重要な場所
外壁と軒天の境目
窓サッシまわり
1階と2階の塗り分け部分
帯板などを境に色を変える部分
こうした部分は特に目立つため、職人の技術差が出やすいところです。
タッチアップ作業とは?最後の品質を決める仕上げ工程
タッチアップとは、塗装完了後に見つかった小さな傷や塗り残し、釘頭などを、同じ塗料で部分補修する作業です。
タッチアップの重要性
タッチアップを丁寧に行うことで、
小さな傷の補修
塗り残しの修正
釘頭の隠蔽
防水性・耐久性の維持
が可能になります。
タッチアップで注意すべきこと
同じ色でも、製品や艶が違うとその部分だけ浮いて見えてしまいます。また、小さな範囲だからこそ職人の技術が問われる作業でもあります。補修跡を目立たせないためには、同じ材料を正しく使うことが重要です。
工事完了後に万が一の補修が必要になることもあるため、塗料を少し残しておいてもらうよう依頼しておくのもおすすめです。
最終清掃で確認すべきポイント
塗装工事の仕上がりは、塗ることだけでなく、掃除まで丁寧に行ってこそ完成です。今回の掃除では、
プラスチックヘラ
金ヘラ
塗料用シンナー
ウエス
皮スキ
ラスター刷毛
メラミンスポンジ
などを使い、固まった塗料を除去していきました。シンナーを含ませたウエスで叩き拭きしたり、しばらく置いて塗料を柔らかくしてからヘラで落としたり、場所に応じて丁寧に掃除を行います。
最終清掃の流れ
サッシや床の拭き取り
養生材やゴミの回収
塗り残し・塗りムラの最終確認
必要箇所の細かい補修
施主様がチェックしておきたいポイント
足場を解体する前に、次の点を確認しておくと安心です。
窓ガラスやサッシに塗料が付いていないか
窓の開閉に支障がないか
玄関まわりや犬走りに塗料跡が残っていないか
室外機や換気口などに養生の剥がし忘れがないか
外壁塗装で失敗しない塗料の選び方とは?
塗料は種類がとても多く、初めて塗装される方ほど迷いやすい部分です。塗料選びで大切なのは、耐用年数・耐久性・機能性・費用のバランスを見ることです。
1. 塗料のグレードで選ぶ
シリコン塗料
耐用年数は10年~15年程度。価格と性能のバランスが良く、多くの住宅で採用されている定番塗料です。
ラジカル制御型塗料
シリコンと近い価格帯で、より色褪せしにくいのが特長です。耐用年数は15年前後が目安です。
フッ素塗料
耐用年数は15年~20年程度。価格は上がりますが、汚れにくく耐久性に優れています。
無機塗料
耐用年数は20年~25年程度。初期費用は高めですが、長期的にメンテナンス回数を減らしたい方に向いています。
2. 機能性で選ぶ
遮熱・断熱
日当たりの良い住宅や、夏場の室温上昇を抑えたい場合に向いています。
低汚染
雨で汚れが流れやすく、美観を長く保ちたい方におすすめです。
防水・弾性
ひび割れしやすいモルタル外壁などで、水の侵入を防ぎたい場合に適しています。
3. 外壁材との相性で選ぶ
水性塗料
窯業系サイディングなどで主流です。臭いが少なく、扱いやすいのが特長です。
油性・溶剤系塗料
金属部や錆止めが必要な箇所で使われることが多く、密着性に優れています。
4. 塗る場所に合った塗料を選ぶ
外壁・屋根:高耐候性、防水性、防カビ・防藻機能があるもの
木部:浸透性や木材保護に適したもの
鉄部:錆止め成分を含むもの
塗る場所に合わない塗料を使うと、せっかく施工しても長持ちしません。
5. その他に重視したいポイント
色や艶の好み
建物全体とのデザインバランス
臭いの少なさ
環境への配慮
既存塗膜や下地との相性
迷ったらどう選ぶ?おすすめの考え方
失敗したくない・標準的な選択
ハイクラスのシリコン塗料、またはラジカル制御型塗料がおすすめです。
長持ち重視
フッ素塗料や無機塗料が向いています。
10年程度でメンテナンス予定
シリコン塗料がバランスの良い選択です。
売却予定・短期的な使用
ウレタンやアクリル塗料も選択肢になります。
塗料選びで本当に大切なこと
塗料は「高ければ正解」というものではありません。大切なのは、自分が何を目的に塗装するのかを明確にして、その目的に合った塗料を選ぶことです。
たとえば、
とにかく長持ちさせたい
今後10年くらい安心できればよい
汚れにくさを重視したい
夏の暑さ対策もしたい
予算内でバランス良く選びたい
など、目的によって最適な塗料は変わります。
また、どんなに良い塗料でも、下地処理が不十分では長持ちしません。ひび割れ補修、コーキング補修、3回塗りの徹底など、基本工程をしっかり守ることが大前提です。
まとめ|平塚市で塗装を検討するなら、塗料は「価格」だけで選ばないことが大切
外壁塗装や屋根塗装を考える際、どうしても金額に目がいきがちです。もちろん予算は大切ですが、本当に大事なのは、耐久性・機能性・素材との相性・今後のメンテナンス計画まで含めて考えることです。
特に平塚市のように、雨風や紫外線の影響を受けやすい地域では、塗料の選定が住まいの寿命に大きく関わってきます。
塗装工事は、ただ色を塗るだけではありません。鉄部・付帯部の仕上げ、見切り、タッチアップ、最終清掃まで丁寧に行ってこそ、本当に満足できる工事になります。
平塚市で塗装を検討されている方は、金額だけで決めるのではなく、ご自宅の状態や今後の暮らし方に合った、バランスの良い塗料選びを意識してみてください。






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