外壁塗装 色褪せ
- できるくん ホームページ

- 10月23日
- 読了時間: 4分
今日は外壁の色褪せについて説明したいと思います。
まず1番影響を受けている物は、紫外線です。紫外線は顔料の破壊と化学変化による変質が原因で起きています。塗料の色の元は顔料で、その顔料の分子結合が紫外線によって破壊されたり、酸化などの化学反応が起きたりする事で、変色したり、艶がなくなったり、色褪せしたりします。簡単に言うと、塗料の色の元は顔料なんです。その顔料は粒子同士の結合によってその色を保っています。太陽の光に含まれる紫外線は、この分子結合を破壊する強いエネルギーを持っている為、紫外線が当たる事によって徐々に変色したり、艶がなくなったり、、色味が崩れワきます。これが色褪せです。従って特に、日の当たり場合では紫外線のエネルギーが大きく影響して、色褪せが起こりやすい傾向にあります。
又、塗料と言うのは顔料、樹脂、溶剤などで構成されているのですが、紫外線や雨風の影響を受けて樹脂が分解され化学反応を起こします。これがいわゆる、変色、色褪せ、チョーキングと言う物です。全ては、経年劣化からくるものだと思います。
色も色褪せしやすい色と、なり難い色があって、なり難い色としては白、ベージュ、グレー、青などが挙げられます。化学変化が起こり難い色な為、長い期間美観を保てます。但し、色褪せし難くても汚れは目立ちやすい色がある為、汚れも考慮する場合はベージュやグレーなど中間色がお勧めです。
白は最も紫外線の影響を受け難く、色褪せし難い色ですが、汚れは薄い色の為目立ちます。
ベージュやアイボリーなどは、白同様に紫外線の影響を受け難く色褪せしづらい色です。汚れも少し色がある為、比較的目立ちにくい良い色です。
グレーは、これも白と同様色褪せがしづらく、汚れも目立ちづらい中間色です。青は紫外線の影響を受け難く、色褪せもしづらい色とされています。
ブラウン系は、白に比べると紫外線の影響を受けやすいが、汚れは目立ち難い色です。
色褪せを防ぐ為のポイントとなる事は、まず塗料の選択です。色褪せになりづらい色を選ぶ事に加え、耐候性の高い塗料を選ぶ事です。例えばフッ素樹脂塗料、無機質塗料、、光触媒塗料などです。
次に塗料タイプの選択です。例えば無機顔料を選んで、紫外線に強く色褪せしづらい物を選ぶ様にです。フッ素樹脂とかシリコン樹脂とか選ぶ選択色は色々とあります。
そして、艶の選択です。やはり艶無しの塗料よりも艶有りの塗料の方が、色褪せが目立ちづらい傾向にあります。
そして、色褪せを防ぐ最大のポイントは、定期的なメンテナンスだと思います。例えば塗り替え時期の選択とか、そうでなくても壁を軽くホースで洗うなどの軽いメンテナンスも必要だと思います。総合的に言うと色を選ぶ時のポイントは、色褪せしづらい色だと思います。色を選ぶ事です。色褪せしづらい色としては、やはり白が1番色褪せはしづらい色だと思います。次にベージュだと思います。この様な埃や排気ガスなどの外的要因の汚れは、目立ちやすいので要注意だと思います。次にグレーが来ると思います。そしてブラウン系、グリーン系と繋がると思います。
色褪せを起こす大きな原因の一つとして、雨が酸性雨なのも色褪せの大きな原因のひとつです。また黒はカーボンブラック顔料な為色褪せを引落しやすいです。酸性雨は、塗料に触れる事によって化学反応を起こし、機能を劣化させ色褪せの原因となるのです。色褪せをしやすい色は鮮やかな原色です、特に赤色系、黄色系、紫色、緑色などが紫外線に弱く色褪せが目立ちます。色素が多く含まれています。
まとめると、色褪せ1番の原因、紫外線と雨風の外的要因となります。紫外線か塗料色の顔料を破壊する事にあります。ちなみに顔料とは、水や溶剤に溶けない、色が付いて粉末状の物質です。塗料に色を付ける為に使います。そして、酸性雨は大気中の汚染物質が雨と反応して酸性化した物で、外壁の塗材に触れる事によって化学反応を起こし顔料を破壊して色褪せが起こります。
これが、外壁の色褪せの仕組みです。







コメント