平塚外壁塗装 ケイカル板の腐敗
- 2025年11月18日
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今日も平塚で外壁の塗装作業でした。
今回の現場は破風板と軒天がケイカル板でできているので、ケイカル板の腐敗について、話していきたいと思います。
ケイカル板の正式名称は珪酸カルシウム板です。
これは、珪酸原料(ケイ酸)と石炭質原料(カルシウム)が主原料として作られた板です。不燃性に優れている為、主に住宅の破風板や軒天、水回りの内装、ベランダの隔壁板、防火壁、防火ドアの建材などに使用されます。
破風板の場合は、外装用のケイカル板使います。
ケイカル板は耐水性はあるのですが、防水性はありません。
ある程度の耐水性を持つ不燃材料ですが、木材の様に防水性がある訳ではありません。
その為、雨や湿気にさらされると、水分を吸収して劣化してきます。
外部などの破風板や軒天に使うケイカル板は、防水性を高める為に塗装が必要になってきます。
その塗膜が紫外線や雨風によって経年劣化して、ひび割れや剝がれが生じると、隙間から水分が侵入しやすくなり腐敗しやすくなります。
特に軒天、破風板は雨が吹き付けやすい場所で湿気がこもりやすい場所なので、水分が渇きにくく、劣化が進行しやすいです。
そして、新築時や施工時のビス止めによる細かいひび割れや、物理的衝撃による破損を放置すると、隙間から水分が入って劣化を早めていきます。
ケイカル板の継ぎ目に使用されているコーキング材が、紫外線や雨風により劣化してひび割れが生じると、隙間から水分が入って腐食に繋がっていきます。
これらが劣化に繋がる主な原因になります。
ケイカル板の劣化の見極め、いわゆる始まりについてですが、まずはチョーキング現象が起きる事。触ると白い粉が付く状態の事です。
次にひび割れの発生です。
ビス止めした部分などから発生しやすくなります。
ビス止めした跡、パテで処理しない結果がこうなります。
湿気や汚れによって発生するカビや藻なども、劣化の原因に繋がっていきます。
そして、ケイカル板の上に塗装された塗膜が、経年劣化や紫外線や雨風によって保護機能を失くし剝がれやすくなります。
それらは、目視で見極めが可能だと思います。
湿気の影響で板が反り返っている場合名も、腐食の兆候になってきます。
これも目視で見極めが可能になってきます。
軒天内部に水が溜まるような跡や、内部の木材が腐敗している兆候などの跡がある場合にも劣化の原因になります。
継ぎ目のコーキング材が、黒く汚れていたり、ひび割れていたり、瘦せていたりした場合にも、水の侵入による腐敗の兆候になります。
目視で見極めは可能だと思います。
経年劣化による腐敗以外にも、水漏れなどが原因で腐敗が進行していく場合もあります。
劣化したケイカル板は、現状状態によっては、補修や交換が必要になってくる場合もあります。
最後にケイカル板の腐敗を防ぐ方法としては、
ケイカル板専用、又は窯業系サイディング用の防水性の高い塗料を定期的に塗装するようです。
一般的に、塗膜の防水効果は10年前後で低下してくる為、その時期を目安に塗り替えを考えたほうが良いと思います。
軒天などの湿気を取り除く手段としては、適切な場所に換気口などを設置する事です。
そして、その塗装を施工する時には、必ず下地材としてシーラーを塗布する事です。
ケイカル板の吸水性を抑え、塗料の密着性を良くします。更にシーラーは1回塗布した後2回目を塗布する事をお勧めします。
1回目が完全に乾いてから塗布する事です。ケ
イカル板の切断面は、特に水分を吸収しやすくなるので、シーラーなど防水塗料を塗布し、露出させないようにする事です。
まとめていくと、ケイカル板は無機質である為本来は腐食しにくくカビも生えにくい。
しかし、耐水性は高くはないが多少あるのですが防水性はありません。
その為水分を吸収しやすい性質にあります。
腐敗を防ぐ為には、定期的メンテナンスが一番必要だと思います。塗膜を付けておく事が大切だと思います。
塗膜による防水、耐久性の向上、そして適切な施工が最っとも大切な事ではないでしょうか。
以上ケイカル板の腐敗についてでした。







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