top of page

ホーム

選ばれる理由

この症状
​大丈夫?

施工事例

​外壁ブログ

会社概要

受付時間:9:00-17:30

外壁塗装の相場や適正価格の見極め方を解説

  • 執筆者の写真: できるくん ホームページ
    できるくん ホームページ
  • 10月23日
  • 読了時間: 11分

更新日:1 日前

「外壁塗装っていくらかかるの?」「見積もりが適正価格なのか判断できない」「悪徳業者に騙されないか心配」。外壁塗装を検討し始めると、こんな不安を感じる方が多いのではないでしょうか。


実際、外壁塗装の費用は決して安くありません。100万円前後の大きな出費になることも珍しくないため、慎重になるのは当然でしょう。


そこで大切になるのが、相場を知ることです。相場を知らないまま業者選びをすると、必要以上に高額な費用を支払ってしまったり、逆に安さだけで選んで手抜き工事の被害に遭ったりする危険性が高まります。


この記事では、2025年最新の外壁塗装相場を坪数別・塗料別に詳しく解説。さらに、見積もりの読み方から適正価格の見極め方、費用を抑える方法まで、外壁塗装で失敗しないための情報を網羅的にお伝えします。


外壁塗装の坪数別・塗料別の費用一覧

外壁塗装の相場を理解する上で、まず押さえておきたいのが建物の大きさによる価格の違いです。一般的な戸建て住宅の場合、30坪から50坪の範囲が最も多く、それぞれの坪数で相場が異なります。


30坪の外壁塗装は60万円~120万円が目安

30坪の住宅は、外壁面積が約120平方メートルになります。この規模の住宅で外壁塗装を行う場合、総額60万円~120万円が相場となります。


価格に幅があるのは、使用する塗料のグレードや建物の劣化状況、付帯工事の有無などによって費用が変動するためです。例えば、一般的なシリコン塗料を使用した場合はより、耐久性の高いフッ素塗料を選択すると値段が上がり、また、築年数が15年を超えている場合は、下地の補修が必要になることが多く、その分費用が上乗せされます。


40坪の外壁塗装相場は80万円~150万円が目安

40坪の住宅では、外壁面積が約160平方メートルとなり、相場は80万円~150万円程度です。30坪と比較すると、単純に面積が増えた分だけでなく、足場の設置面積も広くなるため、その分の費用も加算されます。


2階建ての場合、1階部分と2階部分で劣化の進行度が異なることもあり、部分的に下地処理を強化する必要が出てくることもあります。


50坪の外壁塗装相場:120万~200万円が目安

50坪以上の大きな住宅になると、外壁面積は200平方メートル程度で、相場は120万円~200万円以上となります。この規模になると、塗料の使用量も増えますが、それ以上に作業日数が長くなることで人件費の割合が高くなる傾向があります。


大きな住宅の場合、部分的な色分けやデザイン性を重視した塗装を希望されることも多く、その場合は追加費用が発生します。また、3階建ての住宅では、足場費用なども加算されるため、2階建てと比べて割高になります。


塗料グレード別の価格差と耐用年数

塗料の種類によって、初期費用だけでなく耐用年数も大きく変わってきます。アクリル塗料は最も安価で、1平方メートルあたり1000円~1800円程度。その分、耐用年数は5年~7年と短くなっています。


ウレタン塗料は8年~10年の耐用年数で、1平方メートルあたり1500円~2500円程度。シリコン塗料は最も人気が高く、10年~15年の耐用年数で、1平方メートルあたり2200円~2800円となります。


その他では、フッ素塗料は15年~20年と長持ちし、1平方メートルあたり3000円~5000円。最近注目されている無機塗料は20年以上の耐用年数を誇り、1平方メートルあたり4500円~5500円と高額ですが、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れています。


外壁塗装の費用内訳や見積もりの読み方

外壁塗装の費用内訳や見積もりの読み方

見積書を正しく読み解くことは、適正価格を判断する上で非常に重要です。外壁塗装の見積もりは、大きく分けて足場代、下地処理費、塗装工事費、付帯工事費の4つで構成されています。


足場代の相場は15万~25万円

足場は作業の安全性と品質を確保するために欠かせない設備です。一般的な2階建て住宅の場合、足場代は15万円~25万円が相場となります。


足場の単価は1平方メートルあたり600円~1000円程度で、建物の周囲に約1メートルの余裕を持って設置します。そのため、建物が大きくなるほど足場代も高額になります。また、隣家との距離が近い場合や、道路に面している場合は、特殊な足場が必要になることもあり、追加費用が発生することがあります。


足場代を節約しようとする業者もいますが、安全面でのリスクが高まるため、適切な足場設置は必須と考えるべきです。


高圧洗浄・下地処理の費用は10万~20万円

塗装前の下地処理は、仕上がりの美しさと耐久性を左右する重要な工程です。高圧洗浄は1平方メートルあたり150円~300円が相場で、一般的な住宅では2万円~4万円程度かかります。


下地処理には、ひび割れの補修、コーキングの打ち替え、錆止め処理などが含まれます。特にコーキングの打ち替えは、1メートルあたり700円から1,200円かかり、住宅全体では10万円以上必要になることが多いです。


築年数が経過している建物ほど、下地処理に費用がかかる傾向があります。しかし、この工程を省略すると、せっかくの塗装も数年で剥がれてしまう可能性があるため、必要な処理は確実に行うことが大切です。


人件費は全体の3割が目安

一般的に工事の全体価格に占める、材料費の割合は約3割です。


例えば、100万円の工事の場合、職人の人件費が30万円で、その他を材料や足場代などが占めます。この割合を知っていると、極端に材料費が安い見積もりや、人件費が異常に高い見積もりを見抜くことができます。


優良業者は、使用する塗料のメーカーや商品名、使用量を明記し、職人の人数と作業日数も明確に示します。


外壁塗装の相場が変動する5つの要因

外壁塗装の相場が変動する5つの要因

外壁塗装の費用は、様々な要因によって大きく変動します。同じ建物でも、条件によって50万円以上の差が出ることも珍しくありません。ここでは、主な変動要因を5つ解説します。


建物の劣化状況による補修費用の違い

建物の劣化状況は、外壁塗装費用に大きな影響を与える要因の一つです。築10年程度の比較的新しい建物であれば、簡単な洗浄と塗装だけで済むことが多いですが、築20年を超えると様々な補修が必要になってきます。


例えば、外壁にクラックと呼ばれるひび割れが多数ある場合、それらを一つずつ補修する必要があり、その分費用が上乗せされます。また、外壁材自体が劣化している場合は、部分的な張り替えが必要になることもあります。


定期的なメンテナンスを怠っていた建物ほど、劣化が進行しているため、結果的に高額な費用がかかることになるのです。


使用する塗料の種類(シリコン・フッ素・無機など)

塗料の選択は、初期費用だけでなく、長期的なメンテナンスコストにも大きく影響します。シリコン塗料は価格と性能のバランスが良く、最も選ばれている塗料です。


フッ素塗料は初期費用が高いものの、耐久性に優れているため、次回の塗り替えまでの期間が長くなります。無機塗料はさらに高額ですが、20年以上の耐久性があり、色褪せしにくいという特徴があります。


外壁材の種類(サイディング・モルタル・ALC)による差

外壁材の種類によって、必要な下地処理や塗装方法が異なるため、費用にも差が出ます。サイディングは最も一般的な外壁材で、塗装しやすいため標準的な価格で施工できます。


モルタル壁は、ひび割れが発生しやすいという特性があるため、下地処理に手間がかかり、その分費用が高くなる傾向があります。ALCと呼ばれる軽量気泡コンクリートは、吸水性が高いため、専用の下塗り材が必要になり、材料費が上がります。


施工時期による価格変動(繁忙期・閑散期)

外壁塗装にも繁忙期と閑散期があり、時期によって価格が変動します。春と秋は気候が安定しているため人気が高く、業者も忙しくなるため、価格が高めに設定されることがあります。


一方、梅雨時期や真冬は工事が少なくなるため、割引キャンペーンを実施する業者も多く、通常より安くなることもあります。ただし、雨の多い時期は工期が延びる可能性があり、真冬は塗料の乾燥に時間がかかるなどのデメリットもあるため、価格だけで判断するのは避けるべきです。


また、年度末の2月から3月は、業者が決算期を迎えることが多く、特別価格で対応してくれることもあります。


地域差と業者の規模による価格の違い

地域によって人件費や材料の運搬費が異なるため、外壁塗装の相場にも差があります。都市部では人件費が高い傾向がありますが、業者間の競争も激しいため、結果的に適正価格で施工できることもあります。


業者の規模による違いも無視できません。大手リフォーム会社は安心感がありますが、下請け業者に工事を依頼するため、中間マージンが発生し、費用が高くなりがちです。一方、地元の塗装専門店は自社施工のため、中間マージンがなく、比較的安価で施工できます。

ただし、小規模業者の場合は、保証体制やアフターサービスに不安があることもあるため、価格だけでなく総合的に判断することが重要です。


適正価格を見極めるための5つのポイント

外壁塗装業界には、残念ながら質の低い業者も存在します。高額な費用を請求したり、手抜き工事をしたりする業者から身を守るため、適正価格を見極めるポイントを押さえておきましょう。


複数社から相見積もりを取る重要性

適正価格を判断する最も確実な方法は、複数の業者から見積もりを取ることです。3社~4社程度の見積もりを比較することで、相場感が掴めてきます。


見積もりを依頼する際は、同じ条件で依頼することが大切です。使用する塗料のグレードや、付帯工事の範囲を統一することで、純粋な価格比較ができます。また、見積もりの内容が詳細に記載されているかもチェックすべきポイントです。


相見積もりを取ることで、極端に高い業者や安すぎる業者を避けることができ、適正価格で質の高い工事を受けられる可能性が高まります。


極端に安いor高い見積もりの危険性

相場から大きく外れた見積もりには注意が必要です。極端に安い場合は、必要な工程を省略したり、質の低い塗料を使用したりする可能性があります。


例えば、30坪の住宅で50万円という見積もりは、明らかに相場を下回っています。このような場合、下地処理を省略したり、塗装回数を減らしたりして、数年で塗装が剥がれてしまうケースが考えられます。


逆に、相場の2倍以上の見積もりを提示する業者も要注意です。不必要な工事を含めていたり、法外な利益を上乗せしていたりする可能性があります。


一式表記ではなく詳細な内訳がある見積書を選ぶ

優良業者の見積書は、工事内容が詳細に記載されています。塗装面積、使用する塗料のメーカーと商品名、塗装回数、付帯工事の内容などが明確に示されているはずです。


一方、「外壁塗装工事一式」といった曖昧な表記の見積書は避けるべきです。このような見積書では、実際にどのような工事が行われるのか分からず、後から追加費用を請求される可能性もあります。


また、保証内容についても見積書に明記されているか確認しましょう。工事保証と塗料保証の違いや、保証期間、保証の適用条件などが明確になっていることが重要です。


保証内容と施工実績の確認

信頼できる業者は、充実した保証制度を設けています。一般的に、工事保証は5年から10年、塗料メーカーの製品保証は塗料のグレードに応じて設定されています。


施工実績の確認も重要です。過去の施工事例を写真で見せてもらったり、近隣での施工実績があれば実際に見学させてもらったりすることで、業者の技術力を判断できます。


口コミや評判も参考になりますが、極端に良い評価ばかりの業者は、自作自演の可能性もあるため注意が必要です。


契約を急かす業者には要注意

「今日契約すれば30%割引」「キャンペーンは今月まで」などと契約を急かす業者は避けるべきです。外壁塗装は高額な買い物なので、じっくり検討する時間が必要です。


優良業者は、お客様が納得するまで説明し、疑問や不安を解消してから契約を結びます。契約書の内容も必ず確認し、工事内容、金額、工期、支払い条件などが明記されていることを確認してから署名しましょう。


外壁塗装は相場を知って賢く依頼しよう

外壁塗装は相場を知って賢く依頼しよう

外壁塗装の相場は、30坪で60万円~120万円、40坪で80万円~150万円、50坪で120万~200万円が目安です。ただし、使用する塗料や建物の状態、地域や業者によって大きく変動します。


適正価格で質の高い工事を受けるためには、複数の業者から見積もりを取り、内容を詳細に比較することが重要です。極端に安い業者や、契約を急かす業者は避け、保証内容や施工実績をしっかり確認しましょう。


また、適切なタイミングでメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばし、長期的なコストを削減できます。


外壁塗装は、家を守る大切な工事です。相場を理解し、信頼できる業者を選ぶことで、満足のいく仕上がりと適正な価格を両立させることができるでしょう。しっかりと情報収集を行い、後悔のない外壁塗装を実現してください。


<参考記事>

コメント


CONTACT

お問合せ

塗装やリフォームに関するお悩みがあれば、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!

8:00~18:00
アフタサービスは24時間受付中

bottom of page