外壁塗装工事のメカニズムについて 平塚市外壁下地処理シーラー塗装 2月10日読了時間: 6分今日も、平塚市内での塗装工事でした。先日は、養生をしてシーラーを半分程度入れてきました。本日は、シーラーを仕上げて外壁の下地処理と屋根の下地処理、昨日シーラーを塗って部分のパテをしてきました。シーラー接着剤の方は、先日同様、ターペン可溶2液形高性能多用途エポキシシーラーを使用します。この塗料は、特殊無機成分により無機系下地や脆弱な旧塗膜に超強力な密着性と浸透性を発揮する塗料です。下地材としては、とても良い塗料だと思います。2液型の塗料になりますので、いつもの様に硬化剤と混入していきます。比率は5対1です。主剤がとりあえず2.5㎏にしたので、硬化剤は0.5㎏になります。3㎏の材料にして攪拌機で混ぜていきます。軒樋の外せる部分は外しておきましたが、いくらも外せかったです。刷毛とローラーで塗ってきました。軒天はいつもの様に壁際と破風板の返し部分は刷毛でとり、広い部分はマイクロファイバーのローラーで塗装しました。マイクロファイバーは極細繊維を使用し、低飛散、超美装、平滑な仕上がりで泡立ちしにくいのが特徴です。破風板部分は刷毛塗りがほとんどでした。下塗りは昼頃には終了しいました。それから、先日シーラーを入れてれておいた破風板、軒天部分にパテを地付け、パテ埋め、パテしごき、パテ処理をしました。パテは、アクリル樹脂系エマルジョンパテの1液型を使用しました。このパテは、耐水性・耐アルカリ性を持ち、肉痩せが少なく、超厚付けから仕上げ迄1製品で終われるのがメリットです。用途としては、外壁のクラック補修、外部コンクリート、モルタル、ALC面の木地調整、内部石膏ボードです。あらかじめ、破風板の繋ぎ目部分や軒天の繋ぎ目部分には、マスキングテープで両サイドに養生をしておきました。1液型はやっぱり使いやすいです。特殊フィラーの配合により、一度の施工で厚く塗っても肉痩せが極めて少ないです。このパテも、一度容器から取り出し水気を抜きます。ケイカル板の浮いた塗膜を除去し、乾燥させます。3人で行って2人は破風板、軒天、1人は外壁と屋根のパテ処理をやりました。外壁に使うパテは、超速乾外壁クラック補修材です。余り大きなクラックはありませんでした。あっても浅い微細なひび割れで、フィラーで埋まってしまう物ばかりでした。屋根の方は、浸透型補修材平板スレート屋根専用を使いました。屋根の方は数ヶ所小さいですがひび割れがあったので、がっちりと補修してピクリとも動きません。これで下地処理は終了しました。この様に外壁塗装は、足場組立工事からは決まり下地処理などを経由して、最終的には仕上がりに繋がっていきます。今日は、外壁塗装のメカニズムについて説明していきたいと思います。外壁塗装のメカニズムとは、単に色を塗って見栄を良くするだけでなく、液状の塗料が乾燥・硬化して塗膜と呼ばれる薄い膜を形成し、建物を外部要因から守る保護バリヤ作りです。このメカニズムは主に、塗膜形成の仕組みと保護・劣化の仕組みに分けられます。【塗装が外壁を守る根本的な仕組みについて】です。外壁塗装は、塗料を塗って乾燥させる事で、外壁の表面に強固な薄い膜を形成します。この膜がバリヤーとなり、次の様な要素から家を守ります。まずは、【防水・防水性】です。雨水の侵入を防ぎ、外壁材の腐食やカビ・苔の発生を防ぎます。次に、【遮熱・断熱性】です。太陽光の熱を反射・遮断し、、室内温度の上昇を抑える。次に、【美観保持】です。紫外線による退色、色褪せを防ぎ、建物の美しさを保ちます。次に、【耐久性向上】です。紫外線や雨風から外壁そのものを守り、寿命を延ばします。続いて、【塗装形成の乾燥メカニズムについて】です。塗料が液体から個体に変わる過程は、大きく2つのタイプがあると思います。まずは、【融着乾燥】です。主に水性塗料で行われます。水分が蒸発すると、塗料中の樹脂粒子が密着・融着し、膜になります。次に、【重合乾燥】です。主に油性塗料や硬化剤を使う塗料で行われます。乾燥過程で化学反応を起こし、樹脂が強固に結合して膜になる。この膜は非常に耐久性が高いです。続いて、【外壁塗装の3回塗りが必須の理由】です。メカニズム上、1回で厚く塗るよりも、薄く3回塗る事で均一で強固な塗膜が形成されます。まずは、【下塗り】、シーラー・プライマーです。【役割】は、外壁材と中塗り・上塗り塗料を接着させる役目です。【メカニズム】は、壁の吸い込みを止め、下地を強化して、上塗りが剝がれるのを防ぎます。次に、【中塗り】です。【役割】は、上塗りのムラをなくし、必要な厚みを持たせる事です。【メカニズム】は、塗膜の防水・耐久性を確保する事です。次に、【上塗り】です。【役割】は、美観を決定し、最終的なバリヤーを完成させます。【メカニズム】は、紫外線や雨風に直接晒される為、高い耐久性を持ちます。続いて、【塗膜が剝がれる劣化のメカニズム】です。塗膜の防水機能が低下すると、次の様なメカニズムで剝がれが発生します。まずは、【紫外線による劣化】です。塗膜の分子結合が破壊され、膜が脆くなります。次に、【水分・水蒸気の侵入】です。劣化した塗膜から雨水や湿気が侵入する事です。次に、【内部応力】です。侵入した水が、乾燥時に塗膜の密着力を奪います。次に、【剝がれ・浮き】です。下地と塗膜の界面で接着が失われ、塗膜の剝がれになります。続いて、【高性能塗料のメカニズムについて】です。塗料の耐久性は、原料となる樹脂の種類に依存します。まずは、【シリコン樹脂塗料】です。高い安定性を持ち、紫外線で結合が破壊されにくいです。次に、【フッ素樹脂塗料】です。シリコン樹脂塗料よりさらに結合が頑丈で、親水性も高く、非常に長持ちします。続いて、【無機質塗料】です。ガラスや石材に近い構造を持ち、紫外線で全く劣化しない炭素結合を持たない為、超高耐候性を発揮します。結論で言うと、下地と塗料をしっかりと密着させる下塗りと、適切な塗膜の厚みを確保する中塗り・上塗りと言う科学的な手順を踏む事で初めて機能を発揮します。【劣化と保護のメカニズム】です。塗膜は完成した瞬間から、外部環境による破壊との戦いが始まります。まずは、【紫外線劣化】です。もう2回目ですね。太陽光のエネルギーが塗料の樹脂の結合を断ち切る事で、粉状になるチョーキングなどの劣化が進行します。次に、【防水の仕組み】です。塗膜が健全な状態では水分子を通さないバリアとなりますが、ひび割れや密着不良が起きると、隙間から侵入した水が内部で蒸発しようとして塗膜を押し上げ、膨れや剝がれを引き起こします。外壁塗装を長持ちさせるには、地域の気候に合わせた乾燥時間の厳守と、下地と塗料の相性を見極めた適切な下塗り材の選定が必要になってきます。以上が、外壁塗装のメカニズムについてでした。
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