平塚市で外壁塗装 色褪せについてpartⅡ
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- 11月6日
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今回、この平塚市での現場もそうですが、外壁の色褪せが特に目立ちました。
経年劣化によるものと思われます。
色褪せとは、外壁の色が変色して薄くなり、色が飛んでいる様に見える事です。
原因としては、紫外線による塗料の劣化、雨風などによる化学変化などが考えられます。
そうなったからと言って落ち込む事はありません。
色褪せについて良く理解しておけば、解決できる事です。
太陽光の中には紫外線と言う物が存在します。
塗料に含まれる顔料をその紫外線が壊すのです。そうなると、外壁が変色してきます。
特に原色系の赤色、青色、黄色や明るい色の顔料は紫外線に攻撃されやすいので、色褪せが目立ちます。
そして雨風による化学変化ですが、外壁が雨風にさらされる為、水と酸素に触れる事で酸化して劣化が進行していきます。
これが、雨風による化学変化での色褪せです。日光の熱も化学変化を促進させます。
続いて施工不良による色褪せもあります。
例えば高圧洗浄での処理が不十分であったとか、下塗りの工程を期間短縮してしまったなどすると、塗料の密着が悪くなり色褪せ、変色が早まります。
日当りが悪い場所は湿気が多いので、カビや苔が発生しやすくなります。
この様な変色は、見た目だけが悪いのではなく、家の耐久性にも大きな影響を与えます。
その他外的要因が原因な物として、紫外線だけではなく排気ガスや大気汚染なども、塗膜に対して悪影響を与えます。
この影響が溜まってくると、塗膜を守ろうとする力が低下して、塗料の中の顔料が紫外線などの影響を受けて色褪せ、変色になってきます。
この色褪せを防ぐにはどうすれば良いかが大切な事になってきます。
まずは高耐久性の塗料を選ぶ事から始めましょう。
例えばフッ素樹脂塗料、ラジカル制御無機質塗料、ハイブリッド無機質塗料などは、紫外線や雨風の影響を受けにくく、色褪せしにくい塗料となっています。
特にフッ素樹脂、無機質塗料は耐久性が高く、色褪せしにくい塗料です。
先程も説明した様に、色褪せしにくい色を選ぶのも大事な事だと思います。
落ち着いた中間色であるグレー、ベージュなどは色褪せが目立ちにくい色です。
原色や彩度が高い赤色や紫色などは、色褪せしやすい傾向にあります。
先程も説明したような強い塗料を使えば、原色や彩度が高い色でも色褪せを遅らせる事ができます。
但し、いくら高耐久性の塗料を使っても、下地処理をしっかり行ってないと色褪せに繋がります。
定期的なメンテナンス受ける事は非常に大切な事だと思います。
ひび割れ、チョーキング、色褪せを放っておくと、それらが急速に進行する原因となります。
早期発見して、早期に補修していく事が非常に大切になってきます。
一般的には塗り替え時期は10年ごとが目安と言われていますが、今は高品質な材料が出ているので、一概にはそうとは言ません。
これらの話を参考にして頂き、我が家の色褪せはなるべく避けていきたい所です。
選択する色や、簡単なもので大丈夫なんで定期的なメンテナンスなどを取り入れた方が良いと思います。
それでは今日はここまでです。







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